楽天モバイル UN-LIMITは以下の記事で紹介しています。
楽天モバイルは、楽天株式会社の完全子会社の楽天モバイル株式会社が運営している格安SIM事業者です。
2019年10月からの法改正により、料金プランなどが大幅に変更されました。
基本仕様
回線タイプ
回線タイプは、従来のNTTドコモとauに加え、10月から楽天回線も加わりました。
回線タイプ | 使用回線 |
タイプA | au回線 |
タイプD | NTTドコモ回線 |
タイプR | 楽天回線 |
まだ楽天回線は一般受付をしていないので、これ以降は楽天回線を除く内容となっています。
SIMタイプ
3種類のSIMタイプを選ぶことができます。
SIMタイプ | 概要 |
音声通話SIM | 音声電話とSMS、インターネット通信が可能 |
データSIM | インターネット通信のみ可能 |
SMS機能付きデータSIM | SMSとインターネット通信が可能 |
料金プラン
楽天モバイルでは大きく「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」の2種類のプランがあります。
どちらのプランも1ヶ月間に最大速度で通信可能なデータ容量のプランがあり、SIMタイプごとに月額利用料金が異なります。
全ての回線タイプで同じ料金です。
スーパーホーダイ プラン
スーパーホーダイプランは音声SIMのみ選ぶことができます。
通話の「10分かけ放題」がついており、データ容量を使い切った後の通信速度制限が1Mbps(組み合わせプランは200kbps)と、お得なプランになっています。
月間データ容量ごとに料金が異なります。
プラン種別 | データ容量 | 月額料金 (通常) | 月額料金[1年間] (楽天会員) | 月額料金[1年間] (ダイアモンド会員) |
プランS | 2GB | 2,980円 | 1,480円 | 980円 |
プランM | 6GB | 3,980円 | 2,480円 | 1,980円 |
プランL | 14GB | 5,980円 | 4,480円 | 3,980円 |
プランLL | 24GB | 6,980円 | 5,480円 | 4,980円 |
各プランのデータ容量を超過した場合、速度制限がかかりますが、追加料金なしで通信を継続することができます。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せます。
組み合わせプラン
組み合わせプランは電話かけ放題などのオプションがつかないプランです。データ容量超過時の速度制限も200kbpsです。
データ容量とSIMタイプに応じて利用料金が異なります。
プラン種別 | 音声SIM | SMS機能付きデータSIM | データSIM |
ベーシックプラン 最大200kbps使い放題 | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
各プランのデータ容量を超過した場合、速度制限(最大200kbps)がかかりますが、追加料金なしで通信を継続することができます。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せます。
速度制限
プランによって速度制限が異なります。
プラン | 条件 | 受信速度 | 送信速度 |
スーパーホーダイ | 契約プランのデータ容量を超過 | 1Mbps (混雑時間帯は300kbps) 12:00~13:00:300kbps 18:00~19:00:300kbps | 不明 |
組み合わせ | 契約プランのデータ容量を超過 | 200kbps | 不明 |
通話料
音声通話をすると通話時間に応じた料金がかかります。
回線タイプ | 国内通話料 |
タイプA タイプD | 20円/30秒 |
「楽天でんわアプリ」をインストールすると通話料を抑えることができます。
回線タイプ | 楽天でんわ国内通話料 |
タイプA タイプD | 10円/30秒 |
通話オプション
通話オプションを契約するとお得に電話をかけることができます。
通話オプション | オプション内容 | 月額料金 |
楽天でんわ10分かけ放題 | 10分以内の国内通話が何度でも可能 (スーパーホーダイプランに含まれています) | 850円 |
超過分は楽天でんわの通話料が、かかります。
スーパーホーダイプランには10分かけ放題オプションが付属しているので、追加料金はかかりません。
初期費用
初期費用として、「初期手数料」と「SIM手配料」がかかります。(SIM手配料は無料)
回線タイプ | 初期手数料 | SIM手配料 |
タイプA | 3,000円 | 406円 |
タイプD | 3,000円 | 394円 |
スーパーホーダイは速度制限時でも1Mbps!
楽天モバイルの最大の特徴は、契約データ容量を使い切った速度制限時でも最大1Mbpsの高速通信ができるところです。
[通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbps。]
最大1Mbpsって速いの?
「最大1Mbpsって速いの?」と疑問に思われる方もいるんじゃないでしょうか。
他社サービスの速度制限は、200kbpsか300kpsがほとんどです。
他社サービスの3倍以上の速度なので、はっきり言ってメチャクチャ速いです。
それらの速度からすると速度制限時に最大1Mbpsというのは、かなり速いと思います。
最大1Mbpsの使用感は?
他社サービスの300kbpsの速度制限での使用感は「テキストベースのLINEやSNSはストレスなく、画像は少し待たされ、動画は低品質の動画で再生されて時々止まる」という表現になっています。
楽天モバイルでは以下の画像のように紹介されています。
画像が多用される「Webブラウジング」や「地図・ゲームアプリ」はストレスなく閲覧可能で、「動画再生」は問題のないレベルとなっています。
他社サービスの300kbpsの利用状況からすると、3倍以上の速度の1Mbpsだと上の画像に書かれている使用感は納得できる内容だと思います。
アプリで簡単に切り替えられる!
「楽天モバイル SIMアプリ」をインストールするだけで、ワンタッチで高速通信のON/OFFを切り替えることができます。
高速通信OFFでも最大1Mbpsの通信速度があるので、YouTubeなどの動画も問題なく観ることができます。
僕は通勤時によく無料漫画アプリ(合法のアプリです)を見ていましたが、画像ばかりなのでデータ消費が激しいんです。300kbpsの速度制限だとイライラするんですが、最大1Mbpsだとほとんど気にならないと思います。
ほとんどは高速通信OFFで、映画やアニメなどを高画質で観たいときだけ高速通信すればいいんじゃないでしょうか。
組み合わせプランは他社と似たプラン
楽天モバイルにはスーパーホーダイ以外に「組み合わせプラン」もあります。
公式ページやCMでも、あまり宣伝していないので、知らない人もいるかもしれません。
組み合わせプランは、正直、特徴のないプランです。他社サービスと価格もサービス内容もほぼ同じです。
他社サービスの多くは「音声SIMで3GBが月1,600円」が相場です。
楽天モバイルの組み合わせプランも「音声SIMで3.1GBが月1,600円」です。ほぼ同じですね(笑)。
データ容量のシェアができたりと、スーパーホーダイにはない特徴がありますが、データ容量シェアは他社サービスでも採用しているところが多いので、楽天モバイルだけの特徴ではありません。
スーパーホーダイの最大1Mbpsの魅力は半端ないです。
電話かけ放題がオプション扱いとなり、オプションをつけなければスーパーホーダイよりも安く利用できるのですが、他社サービスと比較するとほぼ同じ利用料金です。
メリットとしては、他社サービスと同じような料金体系で最新スマホが購入できるところでしょうか。2019年10月にシャープやSONY、富士通などの最新機種が順次発売されるのですが、ほとんど楽天モバイルが独占している状態です。
3GBで月1,078円!
楽天モバイル公式ページはこちら
最新機種が欲しい方で、速度が遅くても他社サービスと同じような料金体系が良いと言う方であれば、組み合わせプランをおすすめします。
キャンペーン情報
楽天モバイルでは以下のキャンペーンを行っています。
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