HUAWEI P40 lite 5G
概要
HUAWEI P40 lite 5Gは、2020/6/19から発売された新モデルです。
高精細フルHD+ディスプレイ、最大約6,400万画素/4眼レンズのアウトカメラを搭載しており、非常に高性能な機種です。最大40Wの超急速充電にも対応しています。
最大の特徴は新通信方式の5G対応です。
5G対応機種としてはとても安く、通販などの実売価格は3万円台です。
格安SIMでは2020/6/25から各社で順次発売されています。
5Gに対応!
P40 lite 5Gの最大の特徴は、なんと言っても5G対応です。
格安SIMではまだ5Gが導入されていませんが、使用している通信インフラは大手キャリアのもので、格安SIMは間借りしているだけです。
料金体系の面で折り合いがついていないだけだと思うので、格安SIMでも5Gの導入が決定すれば、すぐに対応すると思います。使っている通信インフラは大手キャリアと同じですから。
どうせ新機種に乗り換えるなら、5G対応の機種だと長く使えるので、安心ですね。
最大6,400万画素の4眼アウトカメラを搭載!
P40 lite 5Gのアウトカメラは最大6,400万画素の4眼クワッドカメラ構成です。
3つのレンズは以下の機能を備えています。
- 約6400万画素の超高解像度カメラ
- 約800万画素の超広角カメラ
- 約200万画素の被写界深度カメラ
- 約200万画素のマイクロカメラ
上の画像は超広角撮影の一例です。超広角レンズは少し性能がいい機種だと一般的になってきましたね。
上の画像はマクロ撮影の一例です。
マクロ撮影とは小さな被写体を近くから撮影する機能のことです。マクロ撮影に対応していない機種で接写するとピンボケしやすいです。レストランでの食事なども、ピンボケせずにアップで撮影できるので、とても便利です。
これだけ高性能だとどのようなシーンでも綺麗に撮影することができますね。
960 fpsのスローモーション撮影
960fpsの高速撮影にも対応しています。
普通に撮影した動画をスロー再生するとカクカクしますよね。高速撮影した動画であればスロー再生してもカクカクせずにスムーズに再生できます。表現の幅が格段にアップします。
ズームと全体の2画面を同時に撮影できるデュアルビュー動画撮影も搭載しています。
インカメラは1600万画素でナイトモード搭載!
スーパーナイトの撮影イメージ
アウトカメラとは別に1600万画素のインカメラも搭載しています。
プロ仕様の一眼レフカメラでしか見られなかったBM3Dノイズ除去アルゴリズムを搭載しており、真夜中でもノイズの少ないクリアな輝きを撮影できます。
自撮り用のインカメラでナイトモードを採用しているのは珍しいです。
約6.21インチのしずく型ノッチディスプレイ
P40 lite 5Gは約6.5インチのパンチホールフルビューディスプレイを採用しています。
上の画像の右上側にインカメラがついていますが、インカメラの周囲にも表示面があります。ディスプレイの一部に穴を開けたような形状です。パンチホールフルビューディスプレイなので、画面占有率が非常に高く、大画面とコンパクトさを両立しています。
画素数は2,400×1,080のフルHD+です。
HDR10に対応
4K-UHDの規格のHDR10に対応しているので、色再現性が非常に高いです。
映画などの暗いシーンだと真っ黒で何が起こっているのかよく分からないと思ったことはないでしょうか。似た輝度を正確に表示できていない黒つぶれという現象です。HDR10は規格で決められた輝度や色を正確に再現するので、明るいシーンから暗いシーンまで正確に表示できます。
カラーはオーロラブルーとミッドナイトブラック
カラーはスペースシルバー/クラッシュグリーン/とミッドナイトブラックが用意されています。
3Dガラスを採用しているので、とても高級感がありますね。
6GB + 128GBの大容量メモリ
低価格帯のモデルはメモリ容量が小さかったりと基本性能が少し低い印象ですが、P40 lite 5GはRAM6GB/ROM128GBと大容量メモリを搭載しています。
低価格帯のモデルはRAM3~4GB/ROM32~64GB程度が多いので、かなり性能が高いです。
HUAWEI独自のNMカードになりますが、最大256GBの外部メモリにも対応しているので、万が一、容量不足になったとしても安心ですね。
4000mAh 大容量バッテリーを搭載!
1~2年前の機種は2000mAh程度のバッテリー容量が多いのですが、P40 lite 5Gは4000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。約2倍ですね。
通勤や通学時にバッテリー切れを気にせずに存分に使用することができます。
しかも40Wの急速充電にも対応しています。わずか30分で充電を約70%まで回復することができます。大容量バッテリーでも急速充電に対応していないと充電時間が長くて結構使い勝手が悪いんですよね。
急速充電対応だと万が一バッテリー切れになってもすぐに復活できるので、とても便利だと思います。
Google Play ストアは利用できない
本機種で最も注意する点があります。
本機種を含めHUAWEIのP40シリーズ以降は、Google App ストアを利用することができません。
本機種のOSはAndroidベースなので、Android端末に分類されますが、ドナルド・トランプ米大統領が2019年5月に署名した「非米国企業の通信機器使用を禁止する大統領令」の影響で、Googleのモバイルサービス「Google Mobile Services」(GMS)とアプリ配信サービス「Google Play」などに対応していません。
本機種にAndroidアプリを新規にインストールするためには独自アプリストア「Huawei AppGallery」経由でインストールすることになります。
今までの操作感と違ってくるので、少し気をつけたほうがいいかもしれません。
以上、P40 lite 5Gの機能や特徴を紹介しました。
高精細フルHD+ディスプレイ、最大約6,400万画素/4眼レンズのアウトカメラを搭載しており、非常に高性能な機種です。
4,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大40Wの超急速充電にも対応しています。
2020/6/25から格安SIM各社で販売が開始されています。現在、IIJmioが取扱っています。
HUAWEI P40 lite 5Gの機種情報です。
基本性能
メーカー | HUAWEI |
国 | 中国 |
機種/モデル名 | P40 lite 5G |
本体カラー | スペースシルバー/クラッシュグリーン/ミッドナイトブラック |
画面サイズ | 約6.5インチ |
画面解像度 | 2400 x 1080 (フルHD+) TFT HDR10 |
アウトカメラ | 約6400万画素 (メイン、F1.8) / 約800万画素 (超広角、F2.4) / 約200万画素 (マクロ、F2.4) / 約200万画素 (被写界深度、F2.4) |
インカメラ | 約1600万画素 |
OS | EMUI 10.1 (Based on Android™ 10) |
CPU | HUAWEI Kirin820 オクタコア 1 x 2.36 GHz + 3 x 2.22 GHz + 4 x 1.84 GHz |
内蔵メモリー | RAM:6GB ROM:128GB |
外部メモリー | NMカード 最大対応容量256 GB |
バッテリー | 約4000 mAh 超急速充電 ❘ 最大40 W |
通信方式 | 5G NR: n1 / 3 / 28 (TX: 703 - 733 MHz, RX: 758 - 788 MHz) / 38 / 41 / 77 / 78 / 79 4G FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 4G TDD LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
SIMスロット | nanoSIMx2 |
Bluetooth | Bluetooth® 5.1 BLE / SBC / AAC |
Wi-fi | 802.11a/b/g/n/ac/ (2.4 GHz / 5 GHz) |
NFC | 対応 |
Felica | - |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水 | - |
防塵 | - |
センサー | GPS / AGPS / Glonass / Galileo / QZSS、加速度、ジャイロ、コンパス、環境光、近接、指紋認証 |
コネクタ | USB Type-C、USB 2.0、 イヤホンジャック |
付属品 | ACアダプタ 40 W HUAWEI SuperCharger、USB ケーブル (A to C)、イヤホン、クイックスタートガイド、SIMピン |
外形サイズ | 約75 mm x 約162.3 mm x 約8.58 mm |
重量 | 約189g |
発売日 | 2020/06/19 |
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