大手キャリアがahamo/povo/LINEMOなど通信量20GBまでの格安プランを投入しています。
大容量になったら今まで控えていた動画配信を楽しみたいですよね。
Youtubeだとイメージがつきやすいんですが、AmazonプライムビデオやNETFLIX、U-NEXTなどの本格的な動画配信も楽しめるのか気になります。
結論から言うと、YouTubeやアニメはそこそこ楽しめますが、映画は厳しいです。
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20GBプランの概要
まず各社の20GBプランの概要を紹介します。
価格は税込み
ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|
データ容量 | 20GB | ||
音声通話 | 5分無料 | 従量課金 (5分無料オプションあり) | |
月額料金(無料通話なし) | - | 2,728円 | |
月額料金(無料通話あり) | 2,970円 | 3,278円 | |
20GB超の速度制限 | 1Gbps | ||
追加データ容量 | 550円/1GB |
ほぼ同じような内容になっています。
データ容量/速度制限/追加データ容量の料金は同じです。
ahamoは通話5分無料が最初からついて少し高く、povoとLINEMOは無料通話なしだと安く、オプションをつけると少し高くなります。唯一の違いですね。
多くの方は、今まで利用していたキャリアからそのまま乗り換えになるのだと思いますが、コストパフォーマンスからするとahamoが最もお得ですね。
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動画配信の通信量
動画配信の通信量ってどのくらい必要なのでしょうか?
YouTubeは、数百kbps~500kbps程度が多いです。(画質や解像度、フレームレートによって変わります)
格安SIMなどで契約容量を超える通信量の場合、200~300kbpsに制限される場合が多く、格安SIMの速度制限ではYouTubeの動画も画像が粗くなって再生されます。
YouTubeは、ほとんど1Mbps以下のコンテンツなので、20GBを消費して1Mbpsの速度制限がかかったとしても、ほぼ問題なく視聴できることになります。
Amazonプライムビデオは観れるのか?
AmazonプライムビデオやU-NEXT、NETFLIX、huluなどの動画配信サービスで映画やアニメを観ている人も多いと思います。
YouTubeと異なり、映画やアニメの映像が粗くなってしまったら興醒めです。
今まではキャリアの通信のみで映画やアニメをまともに観ることなんて考えられませんでしたが、「20GBプランだと可能かもしれないのでは?」と気になりますよね。
データ容量無制限の楽天モバイルでAmazonプライムビデオが無制限に観れるのかどうかを検討したことがあります。こちらの記事で紹介していますが、実用レベルで観ることができます。

動画配信のデータ量は?
スマホで視聴する場合
Amazonプライムビデオのアプリの「マイアイテム」-「設定」(右上の設定マーク)-「ストリーミングおよびダウンロード」-「ストリーミングの品質」で画質を設定でき、目安のデータ使用量が表示されています。
画質 | 1時間のデータ量 | ビットレート | 推測画質 |
---|---|---|---|
データセーバー | 約0.14GB | 約0.31Mbps | 480p |
標準画質 | 約0.27GB | 約0.6Mbps | 480p |
高画質 | 約0.33GB | 約0.73Mbps | 720p |
最高画質 | 約0.46GB | 約1Mbps | 720p? 1080p? |
それぞれ画質を設定して視聴した印象は、かなり高画質です。推測画質は主観的な判断です。ビットレートはアプリで表示されているデータ量から計算したものです。
スマホでAmazonプライムビデオを視聴した場合、Fire TV StickやPCで視聴するよりも色合いが鮮明ではなくて、動きが激しいシーンではぼやけてしまう印象です。
最高画質の場合、1時間約0.46GBなので、20GB÷0.46GB=43時間ほど視聴することができます。43時間でデータ容量を使い切ってしまうので、この計算だけだとあまり使えないことになります。
つまり、データ容量を使い切って速度制限がかかっても、最高画質~高画質で視聴できることになります。
Fire TV StickやPCの場合
Fire TV StickやPCの場合、スマホよりも高画質で映画やアニメが再生されます。
そもそも映画をスマホで観る人は少ないと思うので、多くの方はFire TV Stickを使いたいと思っているのではないでしょうか。
テザリングすればFire TV StickやPCでも動画を視聴することができます。
テザリングはこちらのページで紹介しています。

Fire TV StickやPCの場合、スマホよりも高画質なので、通信量も大幅に増加します。
PCのWEBブラウザでプライムビデオを視聴すると通信量の目安が表示されるのですが、あまりアテになりません。(実際の通信量が表示されるのではなく、「これくらいの帯域を準備してくださいね」という目安だけが表示されます)
さきほど紹介した記事で実際に映画コンテンツを再生させて測定しました。
動きの激しい戦闘シーンで、4Mbps前後です。
スマホで再生する場合よりも4倍くらいの帯域が必要です。
必要なビットレート(最高画質の場合) | |
映画 | 3~4Mbps程度 |
アニメ | 0.5~1.5Mbps程度 |
アニメは映像に同じ色が多いので、必要な帯域は小さくなります。
スマホの場合、約1Mbpsで43時間しか視聴できないと説明しました。
映画だと1/3~1/4の時間(十数時間)しか視聴することがないし、1Mpsの速度制限がかかるとまともに視聴できません。
アニメは必要なビットレートが0.5~1.5Mbps程度なので、速度制限がかかってもそれなりに楽しむことができると思います。
まとめ
以上、ahamo/povo/LINEMOの20GBプランで、動画配信サービスが視聴できるかを検討しました。
20GBのデータ量では、動画視聴には全く足りません。
ただし、20GBを超過しても速度制限1Mbpsの範囲内でそこそこ楽しむことができます。
- YouTubeは1Mbps以下が多いので、気にせず楽しめる。
- 動画配信サービスのアニメは、0.5~1.5Mbps程度なので、動きの激しいシーンで画質が粗くなる場合があるが、そこそこ楽しめる。
- 映画は3~4Mbps程度必要なので、難しい。
アニメがそこそこ楽しめるので、20GBプランはオススメだと思います。
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どうしても映画を観たい方は、楽天モバイルだと実用レベルで楽しめますよ。

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