ASUSの最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 5」。2021年5月から格安SIM各社での取扱いが始まりました。
ROG Phoneと言えばゲーミングに特化した高性能スマホですが、2018年の初代から今回で4機種目になります。
ROG Phoneシリーズの機能や性能などの仕様の違いを比較したいと思います。
5G対応/最大6,400万画素カメラ
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比較対象機種
ROG Phoneシリーズは以下の4機種が発売されています。
- ROG Phone (2018/12/19発売)
- ROG Phone II (2019/11/25発売)
- ROG Phone 3 (2020/9/26発売)
- ROG Phone 5 (2021/5/28発売)
今回は最新順で3機種を比較します。
ROG Phone II
機種情報はこちら 発売日:2019/11/25 |
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ROG Phone 3
機種情報はこちら 発売日:2020/09/26 |
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ROG Phone 5
機種情報はこちら 発売日:2021/05/28 |
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機能・性能の比較
各機種の機能・性能の仕様は以下の表の通りです。
価格は税込みです。
項目 | ROG Phone 5 | ROG Phone 3 | ROG Phone II |
---|---|---|---|
発売日 | 2021/05/28 | 2020/09/26 | 2019/11/25 |
実売価格(2021/7/16参考) | 約10.0万円 | 約9.0万円 | 約11.6万円 |
通信規格 | 5G 4G | 4G (5G未対応) | |
パネルタイプ | 有機EL | ||
画面サイズ | 6.79inch | 6.59inch | |
画面解像度 | フルHD+ 2,448×1,080 | フルHD+ 2,340×1,080 | |
リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz | |
タッチレスポンス | 300Hz 24.3ms | 270Hz 25ms | 240Hz 49ms |
色再現性 | HDR10+ Delta E < 1 | Delta E < 1 | HDR10 |
アウトカメラ | メイン:6,400万画素 超広角:1,300万画素 マクロ:500万画素 | メイン:4,800万画素 広角:1,300万画素 | |
インカメラ | 2,400万画素 | ||
オーディオ | Hi-Res Dirac HD Sound ESS Qualcomm aptX adaptive | Hi-Res Dirac HD Sound Qualcomm aptX adaptive | Hi-Res DTS:X® Ultra Qualcomm aptX adaptive |
スピーカー | デュアルスピーカー | ||
ROM/RAM | 256GB/12GB 256GB/16GB | 512GB/12GB 512GB/16GB | 512GB/12GB 1TB/12GB |
外部メモリー | 非対応 | ||
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 888 5G (オクタコアCPU) 2.84GHz Adreno 660 | Qualcomm® Snapdragon™ 865 Plus (オクタコアCPU) 3.1GHz Adreno 650 | Qualcomm® Snapdragon™ 855 Plus オクタコア 2.96GHz Adreno 640 |
OS | Android™ 11.0(ROG UI) | Android™ 10.0(ROG UI) | Android™ 9.0(ROG UI) |
SIM | nanoSIM / nanoSIM | ||
端子 | USB Type-C 3.5mmオーディオジャック | USB Type-C | USB Type-C 3.5mmオーディオジャック |
防水・防塵 | 非対応 | ||
おサイフケータイ | 非対応 | ||
バッテリー容量 | 6,000mAh | ||
ターボ充電 | 65W | 30W | |
重量 | 239g | 240g | |
外形(約[mm]) | 173 x 77 x 9.9 | 171 x 78 x 9.85 | 170.9 x 77.6 x 9.4 |
性能が良いほどセルを濃い黄色で塗っています。外形は厚さをメインに比較しています。
各機種の傾向を大雑把に表すと以下のようになります。
機種 | 特徴 |
---|---|
5 | 5G/有機ELフルHD+高速応答画面/最大6400万画素カメラ/高性能CPU/大容量バッテリー/60W急速充電 |
3 | 5G/有機ELフルHD+高速応答画面/最大4800万画素カメラ/大容量メモリー/大容量バッテリー |
II | 有機ELフルHD+高速応答画面/最大4800万画素カメラ/大容量メモリー/大容量バッテリー/DTS:X Ultra |
どの機種も基本的にとてもハイスペックですが、やはり最新機種のROG Phone 5が若干性能が高いです。
高性能のROG Phone 5
2021/5/28に発売のROG Phone 5の特徴は以下の通りです。
- 5G対応
- 有機ELフルHD+高解像度/144fps高速応答ディスプレイ/HDR10+
- 最大6,400万画素アウトカメラ
- 大容量メモリー(RAM最大16GB/ROM256GB)
- 高性能CPU(SDM888)
- デュアルSIM対応
- 大容量6,000mAhバッテリー/65W急速充電対応
- ハイレゾなどサウンド機能が充実/3.5mmオーディオジャック
少し残念なところは以下の通りです。
- おサイフケータイ/防水に非対応
- 外部メモリー非対応
- 若干重い
- 他の2機種に比べて内蔵メモリ(ROM)が少ない
高性能CPU
ROG Phone 5は、シリーズ最速のQualcomm® Snapdragon™ 888を採用しています。
ASUS社の製品情報では以下の内容が謳われています。
- CPUパフォーマンス:最大25%アップ
- GPUパフォーマンス:最大35%アップ
ゲーミングスマホとしては、CPU/GPU性能は重要なファクターなので、この部分に関しては最新スマホであればあるほど性能が向上しています。
Xモード/Xモード+
ゲーミングパフォーマンスを向上する設定であるXモードに対応しています。
さらにAeroActive Cooler 5を装着することでさらにパフォーマンス向上できる特殊モードXモード+にも対応しています。
Amazonなどの通販で約6,000円です。(2021/6/21時点)
内臓メモリーは若干低い
内臓メモリーは、他の2機種よりも性能が低くなっています。
内臓メモリーが大きいと、アプリをたくさんインストールできたり、写真や動画を多く保存することができます。
ROG Phone 5の内臓メモリーが貧弱という訳ではなくRAM最大16GB/ROM256GBと十分に大容量です。
同じASUS社の高性能の最新スマホZenFone 7 ProはRAM8GB/ROM256GBなので、それよりも大容量です。
ROG Phone 3/IIよりも容量は少ないのですが、実際に困ることはほとんどないと思います。
有機ELの高速応答ディスプレイ
ROG Phoneシリーズは有機ELのフルHD+高解像度ディスプレイです。
有機ELは素子自体が発行するので、コントラストが高く、非常に色再現性に優れています。
ROG Phone 5では、色再現性の規格であるHDR10+に対応しています。
高速応答144fps
ゲーミングスマホでは、高速応答性能も非常に重要です。
ディスプレイの表示速度が速いと、残像が残ることなく滑らかにゲーム画面を表示することができ、視認性が上がります。
一般的なスマホのディスプレイ応答速度は60fpsです。2倍以上の応答速度です。
また、タッチレスポンスが速いと操作性が向上します。
一般的なスマホのタッチレスポンスは特に情報が公開されていません。WEBブラウザや一般的なアプリの操作性に問題がなければOKで、ゲーミングスマホのようにタッチレスポンスを重要視していません。
ROG Phone 5は、シリーズ最速の高速応答を実現しています。
- ディスプレイ応答速度:144Hz(144fps)
- タッチレスポンス:300Hz/24.3ms
サウンド機能も充実
サウンド機能も充実しています。
ハイレゾオーディオはもちろん、Dirac HD Sound/ESS/Qualcomm aptX adaptiveにも対応しています。
左右対称のデュアルスピーカーを搭載しているので、ステレオ感もバッチリです。
ROG Phone 3では非搭載であった3.5mmオーディオジャックも搭載しています。ワイヤレスイヤフォンが普及していますが、まだまだ有線のイヤフォンやヘッドフォンで聴きたい人も多いのでしょうか。
最大6,400万画素カメラ
最大6,400万画素のトリプルカメラを搭載しています。
ゲームだけでなく、高性能カメラで画像や動画を撮影することができます。プロビデオモードやフリーズーム、ウインドフィルター、アコースティックフォーカスといった動画用機能を搭載しています。
インカメラも2,400万画素と高性能です。
6,000mAh大容量バッテリー/60W高速充電
ROG Phoneシリーズは6,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。ROG Phone 5ではデュアルバッテリー構成となっています。
さらに65W急速充電が可能です。
他の2機種は30W急速充電なので、2倍以上の速さでフル充電することが可能です。
ROG Phone 5の65W充電だと20分程度でフル充電できることになります。(あくまで効率を無視した計算上)
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ROG Phone 3
ROG Phone 3の特徴は以下の通りです。
- 5G対応
- 有機ELフルHD+高解像度/144fps高速応答ディスプレイ
- 最大6,400万画素アウトカメラ
- 大容量メモリー(RAM最大16GB/ROM512GB)
- 高性能CPU(SDM865)
- デュアルSIM対応
- 大容量6,000mAhバッテリー/30W急速充電対応
- ハイレゾなどサウンド機能が充実
少し残念なところは以下の通りです。
- おサイフケータイ/防水に非対応
- 外部メモリー非対応
- 若干重い
- 3.5mmオーディオジャックに非対応(オプションあり)
大容量内臓メモリー
基本的にROG Phone 5のほうが性能が優れていますが、内臓メモリーは大容量です。
- ROG Phone 5:RAM最大16GB/ROM256GB
- ROG Phone 3:RAM最大16GB/ROM512GB
ROMは2倍の512GBです。
ROMが大きいとたくさんのアプリをインストールすることができます。
ROG Phone 5のROM256GBでも十分だとは思いますが、過去に容量不足で困ったことがある人はROG Phone 3を選択するのがいいと思います。
ROG Phone II
ROG Phone 3の特徴は以下の通りです。
- 有機ELフルHD+高解像度/120fps高速応答ディスプレイ
- 最大4,800万画素アウトカメラ
- 大容量メモリー(RAM最大16GB/ROM最大1TB)
- 高性能CPU(SDM855)
- デュアルSIM対応
- 大容量6,000mAhバッテリー/30W急速充電対応
- ハイレゾ/DTS:Xなどサウンド機能が充実/3.5mmオーディオジャック
少し残念なところは以下の通りです。
- 5G非対応(4Gまで)
- 外部メモリー非対応
- おサイフケータイ/防水に非対応
- 若干重い
DTS:X Ultraに対応
ROG Phoneシリーズは、様々なオーディオ/サウンド機能が充実しています。
その中でもROG Phone IIのみDTS:X Ultraに対応しています。
DTS:X UltraはゲームやXR体験を目的として設計され、スタティック、マルチチャンネル、オブジェクトベースのオーディオをサポートしています。
ROG Phone 3以降は搭載が見送られています。メーカーにライセンス料などがかかるので、コスト削減のために見送られたのかもしれません。
臨場感のあるサウンドでゲームを楽しみたい方はROG Phone IIがオススメです。
以上、ROG Phoneシリーズの機能・性能などの仕様を比較しました。
実売価格はあまり変わらないので、高性能で最新のROG Phone 5をオススメします。
機種情報はこちら 発売日:2021/05/28 |
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5G対応/最大6,400万画素カメラ
さらに割引適用で16,500円OFF!
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