2021/11/26にOPPOA55s 5Gが発売されました。
OPPO社の同価格帯の機種と仕様や機能の違いを比較したいと思います。
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価格情報は基本的に税込み価格です。
比較対象機種
比較する機種は以下の3機種です。
- 2021/11/26発売：OPPO A55s 5G
- 2021年6月下旬以降発売：OPPO A54 5G
UQ mobileは2021/6/10発売
- BIGLOBEモバイル、OCN モバイル ONE
は2021/6/25発売
- 2020/11/20発売：OPPO A73
OPPO A54 5G
 機種情報はこちら 発売日：2021/06/25 |
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OPPO A55s 5G
 機種情報はこちら 発売日：2021/07/16 |
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OPPO A73
 機種情報はこちら 発売日：2020/11/20 |
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機能・性能の比較
各機種の機能・性能の仕様は以下の表の通りです。
価格は税込みです。
| 項目 | OPPO A55s 5G | OPPO A54 5G | OPPO A73 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2022/11/26 | 2021/6/10 | 2020/11/20 |
| メーカー小売希望価格 | 33,800円 | 31,800円 | 30,800円 |
| 実売価格(2022/1/27参考) | 約3.1万円 | 約2.1万円 | 約1.4万円 |
| 通信方式 | 5G | 4G | |
| ディスプレイ | 液晶 | 有機EL | |
| 画面サイズ | 6.5inch | 6.4inch | |
| 解像度 | 2,400×1,080 (フルHD+) | ||
| 画面応答性 | リフレッシュレート: 最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz | － | |
| 色域 | 96% NTSC/100% DCI-P3 | DCI-P3 100% | (P3) 96.7% NTSC / (sRGB) 70.8% NTSC |
| コントラスト比 | 1500:1 | 100000:1 | |
| アウトカメラ | メイン：約1,300万画素 深度：約200万画素 | メイン：約4,800万画素 超広角：約800万画素 モノクロ：約200万画素 マクロ：約200万画素 | メイン：1,600万画素 超広角：800万画素 モノクロ：200万画素 ポートレート：200万画素 |
| インカメラ | 800万画素 | 1,600万画素 | |
| サウンド | モノラルスピーカー ハイレゾ（対応イヤホン使用時） | ||
| ROM/RAM | 64GB/4GB | ||
| 外部メモリー | microSD™ (最大1TB) | microSD™ (最大256GB) | |
| SIMスロット | デュアルスロット nanoSIM x2(1スロットはSDカード兼用)/eSIM x1 | トリプルスロット nanoSIM x2/microSD x1 | nanoSIM x1 / eSIM x1 |
| CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G オクタコアCPU：2.0GHz×2+1.8GHz×6 | Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコアCPU(4×2.0GHz＋4×1.8GHz) | |
| OS | ColorOS 11 (Based on Android™ 11) | ColorOS 7.2 (based on Android™ 10） | |
| 防水・防塵 | IP68 | － | － |
| おサイフケータイ(Felica) | － | ||
| バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,000mAh | 4,000mAh |
| 急速充電 | － | Quick Charge 2.0(18W) | Quick Charge 3.0(9V/2A) |
| 重量 | 178g | 190g | 162g |
| 外形(約[mm]) | 162.1 x 74.7 x 8.2 | 162.9 x 74.7 x 8.4 | 162.0 x 75.4 x 7.8 |
発売日と実売価格を除いて、性能が良いほどセルを濃い黄色で塗っています。外形は厚さをメインに比較しています。
今回は、かなり性能にバラつきがあります。一概にこの機種が一番性能が高いとは言えないですね。
各機種の傾向を大雑把に表すと以下のようになります。
| 機種 | 特徴 |
|---|---|
| A55s 5G | 5G。高速応答画面。最大1300万画素カメラ。防水・防塵。デュアルSIM/eSIM対応。 |
| A54 5G | 5G。高速応答画面。最大4800万画素カメラ。大容量5,000mAhバッテリー。トリプルスロット。 |
| A73 | 有機EL画面。最大1600万画素カメラ。eSIM対応。最軽量。 |
A54 5Gが全体的に性能が高い感じですが、各機種で一長一短があります。
防水仕様とデュアルSIM対応／eSIM対応のA55s 5G
2021/11/26に発売のA55s 5Gの特徴は以下の通りです。
- 5G対応
- 高速応答ディスプレイ
- 最大1300万画素カメラ
- 防水・防塵対応
- ハイレゾオーディオ対応
- 高性能CPU
- デュアルSIM対応／eSIM対応
- 緊急時FMラジオ搭載
少し残念なところは以下の通りです。
- 液晶ディスプレイ
- カメラ性能が低い
- トリプルスロットではない
5G対応機種としては安い部類のモデルですが、画面やカメラなどの基本性能はイマイチな性能ですね。
防水仕様とデュアルSIM対応／eSIM対応なのは評価できます。
高性能CPU
5G用の高性能CPUとを搭載しています。メモリーはRAM4GB／ROM64GBメモリーを搭載。(メモリーは今回の3機種とも同じ容量)
高速応答ディスプレイと高性能CPUで、アクションゲームもスムーズに表示、操作することができます。
デュアルSIM対応／eSIM対応
デュアルSIMに対応している機種は多いのですが、A55s 5GはデュアルnanoSIMに対応しながら、さらにeSIMにも対応しています。
eSIM使用時はnanoSIMは1枚のみ対応となります。
- nanoSIM / nanoSIM
- nanoSIM / eSIM
上の使用方法のどちらかとなりますが、eSIM対応機種はシングルSIMスロットのみの機種がほとんどなので、デュアルSIMスロット対応はとても便利です。
緊急FMラジオを搭載
災害発生時など緊急時に電話やネットワークがダウンしてもFMラジオを受信することができます。 FMラジオでニュースで災害情報などを知ることができるので安心です。 (FMラジオを受信するためには有線イヤホンが必要です) |  |
防水仕様
日本人好みの機能も採用しています。
海外メーカーのスマホは防水仕様になっていないことが多いのですが、A55s 5GはIP68の防水仕様に準拠しています。料理レシピを見ながら調理したりと水周りでの使用も安心できます。
A55s 5Gは、液晶でカメラ性能がイマイチですが、防水仕様が欲しい人にはオススメです。
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大容量バッテリーのA54 5G
2021年6月下旬以降に発売のA54 5Gの特徴は以下の通りです。
- 5G対応
- 高速応答ディスプレイ
- 最大4800万画素カメラ
- ハイレゾオーディオ対応
- 高性能CPU
- トリプルスロット
- 大容量5,000mAhバッテリー
少し残念なところは以下の通りです。
- 液晶ディスプレイ
- 防水・防塵／おサイフケータイ(Felica)に非対応
- 緊急時FMラジオは搭載していない
- 若干重い
Reno5 A(今回比較の対象外)には少し及ばないものの、十分に高性能なモデルです。
防水／おサイフケータイなどの機能は省かれています。
UQ mobileのau版は、シングルSIMスロット（nanoSIM+microSD）となります。
高速応答ディスプレイ
A55s 5Gも同じなのですが、高速応答ディスプレイを採用しています。
- リフレッシュレート：最大90Hz
- タッチサンプリングレート: 最大180Hz
リフレッシュレートとは、1秒間に表示させる画像の枚数です。
一般的なディスプレイは60Hzなので、1.5倍の画像を表示させることができます。リフレッシュレートが高いほどゲームなどを滑らかに表示させることができます。
タッチサンプリングレートも高いので、アクションゲームを遅れなく操作することができます。
大容量5,000mAhバッテリー
A54 5Gは3機種の中で最も大容量の5,000mAhバッテリーを搭載しています。
他の機種も4,000mA前後なので、十分に大容量ですが、さらに大容量なので、バッテリー切れの心配がなく安心できます。
もちろん急速充電にも対応しています。
若干重くなっていますが、約190gです。5,000mAhバッテリー搭載の機種は200g超えが多いので、比較的軽量だと思います。
トリプルスロット
A54 5Gはトリプルスロットです。
デュアルSIM対応の機種は、排他的デュアルSIMスロットを採用していることが多く、「SIMカード2枚のみ」または「SIMカード1枚と外部SDカード1枚」のどちらかでしか使用することができません。
A54 5Gはトリプルスロットなので、「SIMカード2枚と外部SDカード1枚」を同時に私用することができます。
(UQ mobileのau版は、シングルSIMスロット（nanoSIM+microSD）となります。)
他の2機種はeSIMに対応していますが、A54 5Gは対応していません。
最大4,800万画素カメラ／高速応答ディスプレイなど高性能なモデルです。
防水仕様／eSIMが不要であれば、とてもオススメの機種です。
格安SIM各社で販売が予定されています。
有機ELディスプレイのA73
2021年6月下旬以降に発売のA54 5Gの特徴は以下の通りです。
- 有機ELディスプレイ
- 最大1600万画素カメラ
- ハイレゾオーディオ対応
- ディスプレイ指紋認証
- eSIM対応
- 緊急時FMラジオ搭載
- 軽量
少し残念なところは以下の通りです。
- 5Gには対応していない
- 防水・防塵／おサイフケータイ(Felica)に非対応
- トリプルスロットではない
カメラは最大1,600万画素と、他の2機種に比べて若干見劣りがしますが、A73は有機ELディスプレイを採用しています。
有機ELディスプレイ搭載
A73は高解像度のフルHD+有機ELディスプレイです。
コントラスト比は、100,000:1です。
他の2機種は液晶なので、コントラスト比1,500:1です。有機ELのA73は2桁も違います。全く性能が違います。
有機ELは色再現性に非常に優れているので、映像の質感が非常にリアルです。
ディスプレイ指紋認証が使いやすい！
3機種とも指紋認証／顔認証のどちらも搭載されていますが、A73の指紋認証は特徴があります。
指紋認証が、ディスプレイ画面上に配置されています。
ディスプレイと一体になっているので、端末上に無駄な余白を用意しなくても良いので、画面占有率が高くなっています。
大容量バッテリーなのに軽量
A54 5Gには及ばないもののA73は4,000mAh大容量バッテリーを搭載しています。
大容量バッテリーを搭載している機種は、当然重くなります。
A73は、3機種の中で最も軽い162gです。
半分程度のバッテリーしか搭載していない一般的な機種と重量が変わりません。もしかしたら軽いくらいです。
これは、有機ELで軽量化しているからだと思います。有機ELだと一般的な液晶に必要なバックライトが不要なので、軽量化できます。
形状も厚さ7.45mmと薄く、背面デザインがレザー調になっているので、スタイリッシュさが際立っています。
カメラやCPU・メモリーなどは一般的な性能でいいが、綺麗な画面が欲しい人はA73がオススメです。
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まとめ
5G対応
防水仕様／eSIM対応のA55s 5G
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最大4,800万画素カメラ／大容量5,000mAhバッテリーのA54 5G
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5G未対応
有機EL高精細ディスプレイ／軽量のA73
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