Xiaomi Mi Note 10 Lite
概要
Mi Note 10 LiteはXiaomi社のSIMフリーモデルの最新機種です。2020/6/9より各社から順次発売されています。
6.47インチ 3D曲面有機EL (AMOLED) ディスプレイや5260mAh の大容量バッテリー、CPUなどの基本性能はMi Note 10をそのまま継承し、カメラ性能を少し抑えることで、さらにリーズナブルな価格帯で登場しています。
これだけのハイスペックな機種ですが、通販などの実売価格が3万円台半ばと、とてもリーズナブルな価格にも驚かされます。
Xiaomiは聞き慣れない企業名ですが、中国のメーカーで世界的には有名な企業です。前機種のMi Note 10が日本進出初となりますが、2019年にはスマホで世界第4位のシェアを誇っています。
現在、格安SIMではOCN モバイル ONEとmineoで取扱われています。
機種情報はこちら 発売日:2020/06/09 |
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Xiaomi製スマホの性能・仕様の比較はこちら
→ 安価な有機ELモデルの機能・性能を比較【Reno3 A/Mi Note 10 Lite/TCL 10 Proの違いは?どれがオススメなの?】
6,400万画素 4眼アウトカメラ
スマホのカメラの高性能化はどんどん進んでいます。最近の高価格モデルは4800万画素を採用している機種が出てきました。iPhoneの3眼カメラなど、複数カメラ搭載も流行しています。
Mi Note 10 Liteは、なんと「最大6,400万画素 4眼アウトカメラ」です。
この価格帯の一般的な機種の画素数は最新機種でも1,200万~1,600万画素です。6,400万画素だと5倍以上の画素数です。しかも4眼カメラです。
カメラ構成は以下のようになっています。
- 800万画素の超広角カメラ
- 500万画素の深度センサー
- 6,400万画素の超高解像度カメラ
- 200万画素のマクロカメラ
6,400万画素の超高解像度カメラ
6,400万画素カメラと言っても「凄い!」としか分からず、いまいちピンと来ないかもしれません。
地上波のテレビ放送はフルHDや2Kと呼ばれる解像度です。水平画素数が1920なので約2千で2Kと呼ばれています。最近は4Kテレビがお手軽価格になりつつあり、8Kテレビも登場してきています。
4Kは3840×2060画素で、約800万画素です。8Kだと4倍の約3200万画素です。
Mi Note 10 Liteのメインカメラは最大6,400万画素です。それって、どれくらいでしょうか。
4Kテレビの約8倍、8Kテレビの約2倍です。
上の画像はイメージ画像ですが、細部も高解像度で撮影することができます。
メインカメラのイメージセンサーはSonyのIMX686センサーです。
4眼カメラなので、広角、超広角、マクロ、ポートレートなどあらゆる用途の撮影が可能です。
6.47インチ 3D曲面有機EL (AMOLED) ディスプレイ
なんとMi Note 10 Liteのディスプレイは有機ELです。
有機ELは普通、超高額モデルでしか採用していないんですが、Mi Note 10 Liteは3D曲面の有機ELディスプレイです。上の画像はMi Note 10の画像ですが、Mi Note 10 Liteでも同様にサイド部分が曲面になっています。
画面占有率が91.4%と本体前面のほとんどがディスプレイとなっています。
2,340 x 1,080 (フルHD+)とMi Note 10と同じ解像度で、高精細です。ディスプレイ部はMi Note 10と同じものを使用していると思われます。
応答性に優れた、新しい画面内指紋センサー
上の画像は指紋認証のイメージですが、表示部分に指紋センサーがついています。
Mi Note 10 Liteは、新しい超薄型画面ロック解除テクノロジーを採用しており、強い光、乾いた指、低温などの条件下でのロック解除がさらに最適化されています。
本体のほとんどがディスプレイになっているのは嬉しいですね。
大容量バッテリーと急速充電
カメラとディスプレイの性能が凄いのですが、バッテリー容量が気になりますよね。
高性能でも、すぐに電池切れするのであれば、とても使いにくいです。
Mi Note 10 Liteは、5260mAh の超大容量バッテリーを搭載しています。 これもMi Note 10と同じ仕様です。2日間以上の使用が可能です。
また、30W急速充電器が最初から付属しています。急速充電器ですぐにバッテリーを充電できます。
赤外線ブラスター
面白い機能としては、赤外線ブラスターを搭載しています。
赤外線ブラスターは、家電のリモコンを操作する機能のことです。
ネット対応家電も売っていますが、わざわざ買い換えませんよね。
ほとんどの家電のリモコンは赤外線で制御します。赤外線の仕様は規格化されているので、様々なメーカーの家電をスマホ一つで制御することが可能です。
「リモコンって、その機器専用じゃないの?」と思われるかもしれません。
例えばテレビのリモコンで他の機器が動作しないのは、赤外線の中にメーカーや機器を識別する信号があるので、誤動作しないだけです。その信号を機器に合わせて作れば、一つのスマホで全ての機器を制御することができます。
万能リモコンも販売されていますが、意外と高額です。リモコンのために1万円も出さないですよね。
Mi Note 10 Liteの赤外線ブラスターは結構、便利なんじゃないかと思います。
以上、Xiaomi Mi Note 10 Liteの機能・仕様と特徴を紹介しました。
Mi Note 10 Liteは、6.47インチ 3D曲面有機EL (AMOLED) ディスプレイを搭載し、廉価モデルながら最大6,400万画素の4眼カメラ、5260mAh の大容量バッテリーで、電池持ちもバツグンです。
個人的には赤外線ブラスターも気になります(笑)。
通販での実売価格は3万円台半ばです。
格安SIMのスマホセットだと、もっと安くなります。格安SIMではOCN モバイル ONEが6/9から取り扱っています。他社も順次取り扱いを開始しています。
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Xiaomi Mi Note 10 Liteの機種情報です。
基本性能
メーカー | Xiaomi |
国 | 中国 |
機種/モデル名 | Mi Note 10 Lite |
型式 | MINOTE10LITE/WH/64GB MINOTE10LITE/PP/64GB |
本体カラー | グレイシャーホワイト/ネビュラパープル |
画面サイズ | 約6.47インチ |
画面解像度 | 2,340 x 1,080 (フルHD+) 3D曲面有機EL (AMOLED) |
アウトカメラ | 6,400万画素 + 広角800万画素 + 500万画素 + 200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
サウンド | Hi-Res |
OS | Android™ 10.0/MIUI 11 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 730G オクタコアCPU 最大 2.2 GHz Adreno™ 618 |
内蔵メモリー | RAM:6GB ROM:64GB |
外部メモリー | 非対応 |
バッテリー | 5,260mAh 30W急速充電対応 |
通信方式 | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
SIMスロット | nanoSIM/nanoSIM |
Bluetooth | Bluetooth® 5.0 |
Wi-fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
NFC | 対応 |
Felica | - |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 (画面内指紋センサー) |
防水 | - |
防塵 | - |
センサー | GPS (GPS、A-GPS、Galileo、GLONASS、 Beidou) /距離センサー/画面内環境光センサー/加速度計/ジャイロスコープ/電子コンパス/赤外線ブラスター |
コネクタ | USB Type-C、3.5mm イヤホンジャック |
付属品 | 電源アダプター/シンプルな保護カバー/USB Type-C ケーブル/SIM 取り出しツール/ユーザーガイド/保証書 |
外形サイズ | 約157.8mm x 約74.2mm x 約9.67mm |
重量 | 約204g |
発売日 | 2020/06/09 |
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