安価な有機ELモデルの機能・性能を比較【Reno3 A/Mi Note 10 Lite/TCL 10 Proの違いは?性能バランスが良く日本人好みのReno3 Aがオススメ!】

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各社から比較的安価な有機ELモデルが発売されています。通販での実売価格が3~4万円台なので、有機ELモデルもずいぶん安くなりましたね。以前は10万円越えの高額モデルばかりでした。

最新機種は2020/6/25に発売されたOPPO製スマホOPPO Reno3 Aですね。

安価な有機ELモデルがたくさんあると、どれを選べばいいか悩みますよね。

今回は安価な有機ELモデルの性能・仕様を比較したいと思います。

各社でセールがあれば、それも紹介しています。

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価格情報は基本的に税込み価格です。

安価な有機ELモデルの機能・性能の比較

現在、有機ELモデルがたくさん発売されており、今までは考えられなかった数万円台のモデルも複数発売されています。

今回は上の3機種について、性能・仕様を比較してみたいと思います。

OPPO Reno3 A


機種情報はこちら
発売日:2020/06/25
4G 有機EL FHD+ 防水 おサイフ 
画面カメラ重量
6.44インチ4800万画素175g
端末価格(一括)取扱なし
2年間総額(通信料込)取扱なし
5年間総額(通信料込)取扱なし

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Mi Note 10 Lite


機種情報はこちら
発売日:2020/06/09
4G 有機EL FHD+ 
画面カメラ重量
6.47インチ6400万画素204g
端末価格(一括)取扱なし
2年間総額(通信料込)取扱なし
5年間総額(通信料込)取扱なし

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TCL 10 Pro


機種情報はこちら
発売日:2020/05/29
4G 有機EL FHD+ 
画面カメラ重量
6.47インチ6400万画素177g
端末価格(一括)取扱なし
2年間総額(通信料込)取扱なし
5年間総額(通信料込)取扱なし

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機能・性能の比較表

各機種の機能・性能の仕様は以下の表の通りです。

価格は税込みです。

項目OPPO Reno3 AXiaomi Mi Note 10 LiteTCL 10 Pro
発売日2020/06/252020/06/092020/05/29
実売価格(2021/8/3参考)約2.4万円約3.0万円約2.1万円
ディスプレイ有機EL
解像度2,340 x 1,080
フルHD+
画面サイズ6.4inch6.47inch
アウトカメラメイン:4800万画素
広角:800万画素
ポートレート:200万画素
モノクロ:200万画素
メイン:6400万画素
広角:800万画素
マクロ:500万画素
深度:200万画素
メイン:6400万画素
広角:1600万画素
マクロ:500万画素
深度:200万画素
インカメラ1,600万画素2,400万画素
オーディオHi-Res
スピーカーモノラル
ROM/RAM128GB/6GB64GB/6GB128GB/6GB
外部メモリーmicroSD™ (最大256GB)非対応microSD™ (最大256GB)
SIMデュアルnanoSIM
(1スロットはSDカードと共用)
デュアルnanoSIMnanoSIM
端子USB Type-C、3.5mm イヤホンジャック
CPUQualcomm® Snapdragon™ 665Qualcomm® Snapdragon™ 730GQualcomm® Snapdragon™ 675
OSColorOS 7.1(based on Android™ 10)Android™ 10.0/MIUI 11Android™ 10.0
防水・防塵IP68
バッテリー容量4,025mAh5,260mAh4,500mAh
急速充電対応
おサイフケータイ対応×
重量175g204g177g
外形([mm])160.9 x 74.1 x 8.2
(97.8cm3)
157.8 x 74.2 x 9.67
(113.2cm3)
158.5 x 72.4 x 8.6
(98.7cm3)

記載スペースの関係で、数値の「約」を省略しています。

性能が良いほどセルを濃い黄色で塗っています。

違うメーカーの機種なので、仕様がバラバラです。各機種で一長一短があるので、どれかの機種が特別優れているわけではありませんね。

全体的な性能の優劣は、判断できない。

項目ごとに詳細に比較しないと良く分かりませんね。

ディスプレイはほぼ同じ

有機ELの機種をピックアップして比較したので、ディスプレイ性能はほぼ同じですね(笑)。

画面サイズも約6.4インチとほとんど同じで、画素数は全く同じです。

Xiaomi Mi Note 10 Lite/TCL 10 Proは曲面有機EL!

上の画像はTCL 10 Proのディスプレイ部です。

サイド部分が曲面になっており、曲面部分も表示面になっていることが分かります。Mi Note 10 Liteも同様に曲面有機ELを搭載しています。

 

一方、OPPO Reno3 Aは一般的なスマホと同じで表示面はフラットになっています。

技術的には曲面のほうが優れているとは思いますが、曲面だから使い勝手がいいのかと言うと微妙ですね。曲面部分に映像が表示されても歪んだ映像になるだけですからね。

単純にデザインの好みの問題ですね。

3機種ともディスプレイ指紋認証が使いやすい!

どの機種も指紋認証は、ディスプレイ画面上に配置されています。

ディスプレイと一体になっているので、端末上に無駄な余白を用意しなくても良いので、画面占有率が高くなっています。

 

ディスプレイは、どの機種も約6.4インチ/有機EL/フルHD+/画面上指紋認証とほぼ同じです。

少し違うのはMi Note 10 LiteTCL 10 Proは曲面有機EL、Reno3 Aはフラットな有機ELなところです。性能差と言うよりもデザイン的な好みの問題ですね。

ディスプレイは Reno3 A ≒ Mi Note 10 Lite ≒ TCL 10 Pro です。

カメラ性能はTCL 10 Pro

アウトカメラ

上の画像はTCL 10 Proのアウトカメラ構成で、上から「超広角レンズ」、「マクロレンズ」、「低光量ビデオ撮影」、「6400万画素の超高画質レンズ」が搭載されています。

カメラ(レンズ)画素数
超広角レンズ約1,600万画素
マクロレンズ約500万画素
低光量ビデオ撮影レンズ約200万画素(1080P/960fps)
高画質カメラ約6,400万画素

マクロカメラは2cmの接写でも繊細なディテールを撮影することが可能です。超広角カメラは123°のワイドで撮影できます。

Mi Note 10 Liteのレンズ構成もTCL 10 Proに似ており、最大画素数も6,400万画素で同じです。広角撮影用のカメラの画素数だけTCL 10 Proが勝っています。

Reno3 Aは同じ4眼レンズですが、レンズ構成が少し異なり、マクロ撮影機能は特に謳われておらず、ポートレートレンズになっています。また、最大画素数も4,800万画素と少し劣ります。

4,800万画素でも十分凄い性能なんですけどね。

例えばテレビだと、4Kテレビ(カメラ)の画素数は3,840×2,160画素なので、約830万画素です。

機種最大カメラ画素数4Kとの比較
Reno3 A約4,800万画素約6倍
Mi Note 10 Lite/TCL 10 Pro約6,400万画素約8倍

Reno3 Aの4,800万画素でさえ、4Kテレビの約6倍の画素数です。

正直に言って、オーバースペックな気がします。まぁ、安ければオーバースペックでもいいんですけど(笑)。

カメラの画素数で単純に比較すると以下のようになります。

アウトカメラは TCL 10 Pro > Mi Note 10 Lite > Reno3 A です。

オーバースペック気味なので、この差はあまり気にしなくてもいいと思います。

インカメラ

インカメラはどの機種も1つのレンズなので、比較しやすいです。

Reno3 AMi Note 10 Liteが1,600万画素で、TCL 10 Proが2,400万画素です。

インカメラも4Kテレビと比較すると1,600万画素で約2倍の解像度なので、これもオーバースペック気味ですね。最近は画素数の競争のようになっていますが、ほんの少し前の機種だとアウトカメラ1,200万画素が多かったと思います。これよりも解像度が高いので、全く問題ないと思います。

一応、画素数で比較すると以下のようになります。

インカメラは TCL 10 Pro > Mi Note 10 Lite = Reno3 A です。

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サウンドはMi Note 10 LiteがHi-Res対応

サウンドはMi Note 10 LiteHi-Resに対応しています。ただ、機種説明などで特別にHi-Res対応を推している訳ではありません。有機ELやカメラ性能などの他の機能のほうを宣伝しています。

Hi-Resはサンプリング周波数が低い音源を高いサンプリング周波数相当に変換する機能ですが、元の音源の音質が悪ければ、それなりにしか聞こえません。逆に言うとオリジナルを加工するので、本当に音質がいいのかも怪しいと個人的には思っています。

 

最近はイヤフォンジャックがない機種もありますが、イヤフォンジャックはどの機種もついています。

Bluetoothも搭載されているので、ワイヤレスだと別にイヤフォンジャックはいりませんが、昔のイヤフォンも挿せるのは嬉しいですね。

サウンドは Mi Note 10 Lite > Reno3 A = TCL 10 Pro です。

CPU・メモリのパフォーマンスは?

ゲームをするなら高性能CPUのMi Note 10 Lite

採用しているCPUはどの機種もQualcomm® Snapdragon™です。通称SDMです。

Mi Note 10 LiteがSDM730G、TCL 10 ProがSDM675、Reno3 AがSDM665です。

SDMの後ろについている番号が大きいほうが概ね性能が高いです。

特にMi Note 10 LiteのSDM730Gは、「G」がついている通り、ゲームを得意とするCPUです。

WEBや動画を見たりする場合は今のCPUなら特に何も問題ありませんが、ゲームはCPUパワーを相当に食うので、ゲームをストレス無く楽しみたい人はMi Note 10 LiteのSDM730Gがオススメです。

CPU性能は Mi Note 10 Lite >>TCL 10 Pro > Reno3 A です。

メモリは低価格帯の機種としては優秀!

メモリは以下の通りです。

機種RAMROM
Reno3 A/TCL 10 Pro6GB128GB
Mi Note 10 Lite6GB64GB

メモリは低価格帯の機種だとRAM3~4GB、ROM32~64GB程度が普通だと思います。

それからすると、かなり容量が大きいです。特別容量不足の心配をしなくてもいいと思います。

ROM/RAMは Reno3 A =TCL 10 Pro > Mi Note 10 Lite です。

Mi Note 10 Liteは外部メモリーに注意

Mi Note 10 Liteは、メモリ容量が少し劣りますが、外部メモリーにも対応していません。

従来の機種と比べると内蔵メモリ容量が大きいので、あまり心配しなくても大丈夫だと思いますが、容量が不足したから外部メモリーで補うということはできません。

過去の音楽データや写真を保存したSDカードを使うこともできないので、SDカードを使う予定のある人は注意してください。

デュアルSIM対応はReno3 AとMi Note 10 Lite

デュアルSIM対応はReno3 AMi Note 10 Liteです。

TCL 10 Proは2枚挿しできません。

2枚挿しする人がどれだけいるかは分かりませんが、複数SIMを使っている人は注意してください。

スロットは Reno3 A = Mi Note 10 Lite TCL 10 Pro です。

バッテリー容量は4,025~5,260mAhの大容量!

バッテリー容量は4,025~5,260mAhの大容量のバッテリーです。

古い機種だと2,000mAh程度なので、4,000mAh以上もあれば十分だと思います。

外出している時間が長く、なかなか充電する機会がない人は、できるだけ大きいバッテリーのほうが良いと思います。

また、どの機種も急速充電に対応しています。

バッテリー容量は Mi Note 10 Lite > TCL 10 Pro > Reno3 A です。

Mi Note 10 Liteは若干重いかも

大容量バッテリーを搭載している機種は、当然重くなります。

Reno3 ATCL 10 Proは170g程度なので、特に大容量バッテリーではない他社のスマホと変わらない重量です。

これは、有機ELで軽量化しているからだと思います。有機ELだと一般的な液晶に必要なバックライトが不要なので、軽量化できます。

一方、Mi Note 10 Liteは約204gと少し重いです。一番バッテリー容量が大きいので、一番重くなるのは分かりますが、ちょっと増えすぎている印象が拭えませんね。他社でも大容量バッテリーモデルは200g程度が多いので、Mi Note 10 Liteが特別重いと言う訳ではありませんが。

軽さは Reno3 A ≒ TCL 10 ProMi Note 10 Lite です。

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Reno3 Aのみ防水・防塵!

日本メーカーのスマホはほとんど防水・防塵仕様になっていますが、海外メーカーはあまり防水・防塵にこだわっていません。世界的な需要としては防水・防塵はあまり要求されていません。

iPhoneですら、防水・防塵仕様を取り入れたのは相当あとの機種からです。iPhoneは日本の信者が多かったので、日本ユーザーの要望が反映されたのだと思います。

コストを重視するAndroidだと、海外メーカーはほとんど防水・防塵仕様になっていません。

今回の3機種の中でReno3 Aのみ防水・防塵仕様になっています。海外メーカーとしてはかなり珍しいです。IP68に準拠しているので、防水・防塵性能も問題ありません。

防水・防塵は Reno3 A >> TCL 10 Pro = Mi Note 10 Lite です。

Reno3 Aのみ、おサイフケータイに対応!

おサイフケータイも日本独自の仕様です。海外にはそんな機能はありません。

これも海外メーカーとしては珍しくReno3 Aのみ、おサイフケータイに対応しています。

海外ではおサイフケータイが無いので、苦肉の策がQRコード決済なのですが、日本でも「なんとかペイ」が普及しましたね。最新技術のように宣伝していましたが、技術的に見ると古い技術なので全く意味が分かりません。

まぁ「なんとかペイ」はポイント還元があるから使っているだけで、ポイント還元が無ければ誰も使わないと思います。技術的に古くて不便なので将来的にはなくなる気がします。

モバイルSUICAなど常におサイフケータイを使用している人は、今まで日本メーカーのスマホしか選択肢がありませんでしたが、Reno3 Aはおサイフケータイに対応しているので、機種変更することができますよ。

おサイフケータイは Reno3 A >> TCL 10 Pro = Mi Note 10 Lite です。

OCNモバイルONE

まとめ

各機種で一長一短があるので、どれかの機種が特別優れているわけではありませんね。

各機種の特徴を簡潔に表すと以下のようになります。

機種特徴
Reno3 A性能面で特別感はないが、おサイフケータイ/防水・防塵仕様で日本人が使いやすい。
Mi Note 10 LiteH-Res対応。CPU性能が高くゲームに向いているが、メモリー性能が若干低い。最大バッテリーだが重い。
TCL 10 Proカメラ性能が最も高くCPU/メモリ性能も良い。デュアルSIM非対応。

使いやすさで選ぶならReno3 A

おサイフケータイ/防水・防塵仕様など日本人が好む機能が搭載されています。使いやすさで選ぶならReno3 Aがオススメです。

有機EL、4800万画素4眼アウトカメラ、基本性能は十分、大容量バッテリーで急速充電対応と、同じ価格帯の従来機種と比べると非常に高い性能です。

唯一急速充電に対応しており、防水・防塵性能も高く、おサイフケータイにも対応しているので、日本人にとても使いやすい仕様になっています。

全体的な性能バランスが一番いいんじゃないでしょうか。今まで海外メーカー製は使いにくいそうと思っていた人にもオススメできます。


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Reno3 A約2.5万円39,800円25,000ポイント14,800円
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実質価格はポイント還元後の実質負担額です。→ 楽天モバイルのセール情報で解説しています

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Reno3 A約2.5万円19,800円8,000円11,800円
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