2019年10月からシャープ製スマホの最新機種AQUOS Sense3シリーズが順次発売されています。
AQUOS Sense3にはplus(SH-M11)/SH-M12/UQ mobile/liteと複数のモデルがあります。それぞれのモデルの違いは以下の記事で紹介しています。plusは高性能モデルでそれ以外は取扱い事業者に合わせた仕様になっています。
シャープ製スマホは従来機種も現役で販売されているので、Sense3と従来機種の機能・性能を比較したいと思います。
従来機種はセールしていたりするので、性能が同じなら安いほうがいいですからね。
従来機種の比較は以下の記事でも紹介しています。
→ シャープ製スマホ AQUOSスマホシリーズの各機種の機能・性能を比較【SH-M10/09/08/07】
Sense3はplusが高機能モデル、それ以外がお手軽なエントリーモデルとなっているので、それぞれのタイプごとに従来機種と比較します。
→【廉価モデル編】シャープ製スマホAQUOS sense3(SH-M12)と従来機種(SH-M08/07)の機能・性能を比較
シャープ高機能モデルの比較
現在販売(または販売予定)されている高機能モデルは以下の機種があります。
- AQUOS Sense3 plus:2019/12/13発売
- AQUOS zero SH-M10:2019/4/9発売
- AQUOS R2 compact SH-M09:2019/2/21発売
各機種の機能・性能の仕様は以下の表の通りです。
価格は税抜きです。
項目 | zero SH-M10 | R2 compact SH-M09 | Sense3 plus (SH-M11) |
発売日 | 2019/04/09 | 2019/02/21 | 2019/12/13 |
実売価格(参考) | 約76,000円 | 約61,000円 | 約59,000円 |
有機EL | 液晶(IGZO) | 液晶(IGZO) | |
解像度 | 2992×1440 | 2280×1080 | 2220×1080 |
画面サイズ | 約6.2inch | 約5.2inch | 約6.0inch |
アウトカメラ | 約2260万画素 | 約2260万画素 | 標準約1220万画素 広角約1310万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 | 約800万画素 |
DOLBY VISON | ○ | ○ | - (Virtual HDR) |
DOLBY ATMOS | ○ | ○ | ○ |
スピーカー | ステレオ | モノラル | ステレオ |
ROM/RAM | 128GB/6GB | 64GB/4GB | 64GB/6GB |
CPU | SDM845 2.6GHz+1.7GHz オクタコア | SDM845 2.6GHz+1.7GHz オクタコア | SDM636 1.8GHz+1.6GHz オクタコア |
OS | Android 9 Pie | Android 9 Pie | Android 9 Pie |
防水 | IPX5/8 | IPX5/8 | IPX5/8 |
防塵 | IP6X | IP6X | IP6X |
バッテリー容量 | 3130mAh | 2500mAh | 4000mAh |
充電時間 | 約205分 | 約160分 | 約190分 |
連続通話時間 | 約2230分 | 約1900分 | 約2300分 |
連続待受時間 | 約555時間 | 約490時間 | 約680時間 |
重量 | 約146g | 約135g | 約175g |
外形(約[mm]) | 154×73×8.8 | 131×64×9.3 | 160×75×8.7 |
発売日と実売価格を除いて、性能が悪いほどセルを濃く塗っています。
全体的な性能はSH-M10>SH-M09>Sense3 plus(SH-M11)の順だと思います。
画面ディスプレイはSH-M10が圧倒的
画面はSH-M10が有機ELで解像度も高いので、圧倒的に性能が高いです。
Sense3 plusよりも外形サイズが小型なのに画面サイズは6.2インチと大きいです。
SH-M10とSH-M09はDOLBY VISIONにも対応しています。Sense3 plusはVirtual HDRに対応していますが、DOLBY VISIONのロゴを取得していないので、同等の機能はあるけど正式対応はできていない感じでしょうか。
SH-M10 >> SH-M09 ≒ Sense3 plus(SH-M11) という感じだと思います。
アウトカメラは悩むところ
アウトカメラは構成が違うので、ちょっと悩んでしまいますね。
SH-M10とSH-M09は約2260万画素の高精細カメラがついています。
Sense3 plusは画素数はSH-M10/09に及ばないのですが、標準カメラと広角カメラの2つがついています。
SH-M10とSH-M09のアウトカメラは広角カメラです。
SH-M09/10は高精細の広角カメラで撮影して、標準カメラ相当の構図にしたい場合は必要な部分を切り出すスタイルです。
Sense3 plusは広角と標準を都度切り替えて撮影するスタイルです。
最終的に撮影した写真はどちらのスタイルでも同じような解像度になるんだと思います。(広角カメラの構図の場合は純粋に画素数の多いSH-M09/10のほうが高画質です。)
サウンドはステレオスピーカーのSH-M10かSense3 plus
3つの機種でDOLBY ATMOSに対応していますが、SH-M09はモノラルスピーカーです。
SH-M09はモノラルスピーカーなので、DOLBY ATMOSの効果を得るにはイヤホンで聴く必要があります。
SH-M10とSense3 plusにはステレオスピーカーがついているので、DOLBY ATMOSも本体のスピーカーから聴くことができます。これは大きな差です。
通勤・通学の電車くらいでしか映画などの動画を見ない人はあまり関係ありませんが、家族と同居していて自分の部屋でスマホを使って映画を観る人はステレオスピーカーのほうがいいですね。
SH-M10 = Sense3 plus(SH-M11) > SH-M09 という感じです。
基本性能はSH-M10
CPUはSH-M10とSH-M09のほうが性能が高いです。
ROM/RAMはSH-M10 > Sense3 Plus(SH-M11) > SH-M09の順です。
バッテリー容量はSense3 plusだが若干重い
バッテリー容量はSense3 plusが4,000mAhと大容量のバッテリーです。
連続通話時間や待受時間もバッテリー容量に比例しています。
Sense3 plus(SH-M11) > SH-M10 > SH-M09 です。
但し、大容量バッテリーなので重くなっています。
SH-M10からは約30g、SH-M09からは約40gほど重いです。バッテリー持ちを取るか重さを取るか悩んでしまいますね。
SH-M09/10どちらもバッテリー持ちが悪い訳ではなくSense3 plusが特別に良いだけなので、個人的には軽いほうがいいかなと思います。
高機能モデルのまとめ
各機種ごとに優れている面をピックアップします。
zero SH-M10
有機EL 大画面 高精細カメラ 高パフォーマンス ステレオスピーカー そこそこ軽い
有機EL、高性能・高機能でそこそこ軽い機種を選ぶならSH-M10です。
SH-M10の詳細情報、格安SIM各社の価格は以下のページで紹介しています。
残念ながら、現在は各社での販売が終了しています。
取扱い事業者:なし
SH-M10の詳細情報はこちらSH-M10の価格情報はこちら
R2 compact SH-M09
高精細カメラ 高パフォーマンス とても軽い
高性能・高機能で軽さを選ぶならSH-M09です。
残念ながら、現在は各社での販売が終了しています。
取扱い事業者:なし
SH-M09の詳細情報はこちらSH-M09の価格情報はこちら
Sense3 plus (SH-M11)
標準/広角2カメラ ステレオスピーカー 大容量バッテリー
多少重くてもいいからバッテリー持ちの良い機種ならSense3 plusです。ステレオスピーカーでDOLBY ATMOSも聴けます。
取扱い事業者:OCNモバイルONE IIJmio楽天モバイル mineo BIGLOBE
Sense3 plusの詳細情報はこちらSense3 plusの価格情報はこちら
ちょっと記事が長くなってしまったので、廉価モデルの比較は別の記事で紹介します。
コメント