通販での実売価格が2万円前後の機種の仕様や性能を比較します。
今回の対象機種は以下のとおりです。
価格情報は税抜きです。
各機種の仕様(機能・性能)を比較
各機種の仕様は以下の表の通りです。
性能の違いをセルの色で表しています。
低 | 高 |
比較表
項目 | シャープ SH-M08 | 富士通 arrows M05 | ASUS ZenFone Max (M2) 32GB | OPPO A5 2020 |
発売日 | 2018/12/27 | 2019/11/27 | 2019/03/15 | 2019/10/30 |
実売価格(参考) | 通販約22,000円 | 通販約22,000円 | 通販約20,000円 | 通販約19,000円 |
ディスプレイ | 液晶(IGZO) | 液晶 | IPS液晶 | TFT液晶 |
解像度 | 2,160 x 1,080 (フルHD+) | 2,280 x 1,080 (フルHD+) | 1,520 x 720 (HD+) | 1,600 x 720 (HD+) |
画面サイズ | 5.5inch | 5.84inch | 6.3inch | 6.5inch |
アウトカメラ(画素) | 1,200万 | 1,310万+ 500万 | 1,300万+ 200万(深度測定用) | 1,200万+ 超広角800万+ ポートレート200万+ モノクロ200万 |
インカメラ(画素) | 800万 | 1,600万 | ||
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | |||
オーディオ | ハイレゾ | - | DOLBY ATMOS ハイレゾ | |
スピーカー | モノラル | 5マグネットスピーカー | ステレオ | |
RAM/ROM | 3GB/32GB | 4GB/32GB | 4GB/64GB | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 450 1.8GHzオクタコア | Qualcomm® Snapdragon™ 632 オクタコアCPU | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコア 4×1.8GHz + 4×2.0GHz | |
OS | Android™ 8.1 | Android™ 9.0 | Android™ 8.1 | ColorOS 6.0 (based on Android 9.0) |
外部メモリ | microSD™ (最大512GB) | microSD™ (最大400GB) | microSD™ (最大2TB) | microSD™ (最大256GB) |
SIMカード | nano SIM×1 | nano SIM×2 (SDカードと合わせて3スロット) | ||
防水 | IPX5/8 | - | ||
防塵 | IP6X | - | IP5X | |
耐衝撃(落下) | MIL-STD-810G | - | ||
バッテリー容量 | 2,700mAh | 2,880mAh | 4,000mAh | 5,000mAh |
Bluetooth | Bluetooth®4.2 | Bluetooth® 5.0 | ||
Wi-fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) | |
おサイフケータイ | 対応 | - | ||
重量 | 155g | 166g | 160g | 195g |
外形(約[mm]) | 148×71×8.4 | 149×72×8.8 | 158.4×76.2×7.7 | 160.9×74.1×8.2 |
- 数値には「約」がついていると解釈してください。(記載スペース削減のため約の表記を削除しています)
- OSは初期状態のバージョンです。入手後にアップデートができるので評価していません。
- 外形は「薄さ」のみ評価しています。(画面サイズに比例して面積が大きくなるため)
どれも一長一短があるので、全項目でズバ抜けている機種はありませんね。概ね右側のほうが性能が良くなっているように見えます。
OPPO A5 2020が性能が高い印象ですね。海外メーカーなので、おサイフケータイや防水に対応していませんが、それ以外の性能は圧倒的に高いです。画面解像度がフルHD+ではなくHD+なのが非常に残念です。
→ OPPO A5 2020機種情報【超広角4眼カメラ、大容量バッテリー、Dolby Atmos搭載!】
利用シーンごとのオススメ機種は?
仕様だけ比較してもピンと来ないと思うので、利用シーンごとにオススメの機種を紹介します。
綺麗な画面がいい!動画もよく観る!
解像度が高いほど高精細で綺麗な表示になります。
最近は、動画をスマホで観る人も多いんじゃないでしょうか。アニメだと多少画質が悪くてもあまり気になりませんが、映画だとできるだけ綺麗な映像を観たいですよね。
最近の動画配信はフルHDが主流です。4Kはコンテンツがまだまだ少ないです。1920×1080画素がフルHDなので、それ以上の画素数のディスプレイ解像度をおすすめします。
とにかく「綺麗な画面がいい」人は、以下の機種がオススメです。
比較的新しく、画面サイズが少し大きい富士通 arrows M05が特にオススメです。
「字が読みにくい。。。」なら、大画面サイズがオススメ
上の2機種は解像度はフルHD+で綺麗な画面なのですが、大画面というほどのサイズではないですね。
「スマホの字が小さくて読めない。。。」と悩んでいる人も多いと思います。中年以上の人はあまり小さい画面だと細かい文字が見えませんよね(笑)。
画面サイズが大きいほど文字が見やすくなります。
解像度はそこそこでいいから、できるだけ大きな画面がいい人は、以下の2機種を選んだほうがいいです。
この2機種は海外メーカーなので、仕様が似ているところがあります。おサイフケータイなど日本独特の機能は搭載していません。
この2機種だと圧倒的にOPPO A5 2020の性能の良さが目立ちます。
DOLBY ATMOSにも対応しているので、映画も、より楽しめるんじゃないでしょうか。OPPO A5 2020がオススメです。
写真をよく撮る!自撮りでSNSにアップ!
カメラ性能が圧倒的に高いのはOPPO A5 2020です。
4つのレンズがついています。画素数は標準的ですが、1円機種で4眼レンズなのは凄いですね。
- 最大1200万画素のメインレンズ
- パノラマ写真用の119º超広角レンズ
- 芸術的なポートレートフィルターを提供する2つのレンズ
超広角119°のパノラマ撮影が簡単にできます。手ぶれ補正で揺れのない動画撮影もできます。
複数カメラ構成のものは、広角と接写を選択したり、2枚の画像を合成できる機能があります。
上の画像は、富士通 arrows M05の背景ぼかし機能の例です。2つのカメラで撮影して、背景だけぼかした画像を作ります。
「写真を良く撮る」人は、以下の機種がオススメです。
特にOPPO A5 2020がオススメです。
さきほどの4眼アウトカメラの性能も凄いのですが、インカメラが1,600万画素と他の機種の2倍の画素数です。
インカメラにはA.I.ビューティー機能が搭載されており、セルフィーをより美しく撮影できます。
- 年齢を自動的に識別し、被写体に応じ、肌質を滑らかに。
- その時のビューティートレンドに合った写真に仕上げます。
やはり、これらの機能が1円なんて信じられないですね。
音楽をよく聴く!
本体のスピーカーで音楽を聴く人には、ASUS ZenFone Max (M2) 32GBがおすすめです。ASUSの機種は5マグネットスピーカーを搭載しており、迫力のあるサウンドを楽しめます。
ディスプレイの解像度がHD+と少し劣りますが、6.3インチの大画面なので見やすいと思います。RAMも4GBと大容量です。
OPPO A5 2020もステレオスピーカーを搭載しています。
OCNモバイルONEの「ZenFone Max (M2) 64GB」はこちら
但し、ほとんどの人は基本的にイヤフォンで聴くことが多いと思うので、スピーカーの仕様は無視していいかもしれません。
ハイレゾオーディオに対応している機種のほうがいいと思います。ハイレゾオーディオ対応のイヤフォン/ヘッドフォンだと高音質で音楽を聴くことができます。
先ほど紹介したようにOPPO A5 2020は、DOLBY ATMOSにも対応しています。この機種、どこまで凄いんでしょうか。
長時間使いたい!バッテリー命!
長時間使いたい人は、バッテリー容量の大きい機種がオススメです。
大容量バッテリーを搭載した機種が2機種あります。
- OPPO A5 2020:5,000mAh
- ASUS ZenFone Max (M2) 32GB:4,000mAh
この2機種は仕様的に似ています。OPPO A5 2020は最も大容量のバッテリーで他の性能も高く、ASUS ZenFone Max (M2) 32GBは性能面で少し劣りますが比較的軽いです。
どの機種もOCN モバイル ONEで1円です。
OCNモバイルONEの「ZenFone Max (M2) 64GB」はこちら
OPPO A5 2020は、他のデバイスに充電可能なリバース充電機能も搭載しています。(対応ケーブルは別売り)
ゲームするならハイパフォーマンス!
ゲームをするなら、CPU性能の高い機種がオススメです。
まぁ、1円~100円の機種なので、ハイパフォーマンスを望むこと自体難しいんですが。。。
一番CPU性能が高いのはOPPO A5 2020です。
どの機種も「Qualcomm® Snapdragon™」シリーズなので、性能を比較しやすいですね。
基本的にシリーズ名の後ろについている番号が大きいほどCPU性能が高いことを表します。
ゲームもストレス無く楽しめると思います。
OPPO A5 2020は内蔵メモリも一番大容量の4GB/64GBです。どの機種も外部メモリーに対応していますが、アプリのインストールは内蔵メモリに制限されるので、内蔵メモリが大きければたくさんのアプリをインストールできます。
ゲームをするならOPPO A5 2020がオススメです。
性能はそれなりでいいので、長く使いたい!
今回紹介している機種は1円の激安ですが、実は性能が結構いいんです。
現在の低価格機種のベース性能は、数年前の高機能モデルと大して変わりません。
現在の高機能モデルは、カメラを3つも4つもつけたり、DOLBY ATMOSに対応したり、有機ELディスプレイだったり、軽量の大容量バッテリーを搭載したりと言った感じです。バッテリーはありがたいのですが、それ以外は過剰な性能な気がします。
僕は機種変更のスパンが長いです。5年以上使います。5年前の最新機種より今の低価格機種のほうが性能が高いので、正直、どれを買っても満足すると思います。
長期間使用するなら、故障しにくい機種がオススメです。
最近、日本メーカーだからと言って、長持ちするかは少し疑問ですね。結局、海外で製造されていることが多いし、化学系の素材自体は日本製が強いのですが、電子部品となると海外製が多く使われていると思います。
「じゃあ、どうやって選べばいいの?」となりますが、物理的に故障しにくい仕様となっているかどうかだと思います。
つまり、「防水、防塵、耐衝撃」を仕様として謳っているかです。
いくら防水だからと言って水没させれば故障すると思いますが、水しぶきがかかるくらいじゃ故障しない仕様です。防水仕様じゃなければ、汗が滲んでも故障する可能性があります。
「防水、防塵、耐衝撃」の機種は以下のものがあります。
結局、日本メーカーですね(笑)。
まとめ
以上、通販の実売価格で2万円前後の4機種の機能・性能を比較しました。
利用シーンごとにオススメ機種も紹介しましたが、多くの利用シーンで登場する機種があります。
これまでの文章を読んだけど、結局、決められない方は、上の2機種から選べばいいんじゃないでしょうか。
日本メーカー対海外メーカーです。
便利機能なら日本メーカー
日本人が好む「軽さ」や、「おサイフケータイ」「防水・防塵」などの便利機能が欲しいと思えば、富士通 arrows M05がオススメです。
性能重視なら海外メーカー
便利機能よりもカメラやCPU・内蔵メモリ、大容量バッテリーなどの性能で選ぶならば、OPPO A5 2020がオススメです。
さきほどまでいろんなシーンを想定して性能を比較してきましたが、この機種はとんでもない性能です。
OPPO社の最新機種がこれまた凄い性能でリーズナブルな価格で登場したので、OPPO A5 2020は投売りなんでしょうか??
→ OPPO Reno3 A機種情報【有機EL/ディスプレイ指紋認証/最大4,800万画素の4眼アウトカメラと高性能!おサイフケータイにも対応!】
その他の機種は、多くの機種が最安値で販売されているOCN モバイル ONEで購入するのがオススメです。以下の記事で価格をまとめています。通販の実売価格より、かなり安いですよ!
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