富士通 arrows M05/OPPO A5 2020の性能・仕様を比較します。
本ページは元々1円セール対象製品の比較ページですが、セール終了に伴い、機種の比較情報のみ掲載しています。
現在のセール対象製品の比較記事はこちらです。
比較対象機種
富士通 Arrows M05
機種情報はこちら 発売日:2019/12/18 |
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OPPO A5 2020
機種情報はこちら 発売日:2019/10/30 |
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各機種の仕様・性能の比較
OCN モバイル ONEの通常価格の同価格帯の機種について、仕様・性能を比較します。
比較表
項目 | 富士通 arrows M05 | OPPO A5 2020 |
発売日 | 2019/11/27 | 2019/10/30 |
実売価格(参考) | 通販約22,000円 | 通販約19,000円 |
ディスプレイ | 液晶 | |
解像度 | 2,280 x 1,080 (フルHD+) | 1,600 x 720 (HD+) |
画面サイズ | 5.84inch | 6.5inch |
アウトカメラ(画素) | 1,310万+ 500万 | 1,200万+ 超広角800万+ ポートレート200万+ モノクロ200万 |
インカメラ(画素) | 800万 | 1,600万 |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | |
オーディオ | ハイレゾ | DOLBY ATMOS ハイレゾ |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
RAM/ROM | 3GB/32GB | 4GB/64GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 450 1.8GHzオクタコア | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコア 4×1.8GHz + 4×2.0GHz |
OS | Android™ 9.0 | ColorOS 6.0 (based on Android 9.0) |
外部メモリ | microSD™ (最大400GB) | microSD™ (最大256GB) |
SIMカード | nano SIM×1 | nano SIM×2 (SDカードと合わせて3スロット) |
防水 | IPX5/8 | - |
防塵 | IP6X | IP5X |
耐衝撃(落下) | MIL-STD-810G | - |
バッテリー容量 | 2,880mAh | 5,000mAh |
Bluetooth | Bluetooth®4.2 | Bluetooth®5.0 |
Wi-fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) | |
おサイフケータイ | 対応 | - |
重量 | 166g | 195g |
外形(約[mm]) | 149×72×8.8 | 160.9×74.1×8.2 |
- 数値には「約」がついていると解釈してください。(記載スペース削減のため約の表記を削除しています)
- OSは初期状態のバージョンです。入手後にアップデートができるので評価していません。
- 外形は「薄さ」のみ評価しています。(画面サイズに比例して面積が大きくなるため)
どれも一長一短があるので、単純にこの機種が良いとは言えないですね。
Arrows M05は画面の綺麗さと便利機能 OPPO A5 2020はカメラ・基本性能と大容量バッテリー
一般的に日本メーカーと海外メーカーは以下の傾向にあります。
日本メーカー
日本メーカーのスマホは、海外メーカー製と比べて少し高額な印象です。同価格帯のスマホだと性能自体が少し劣る傾向にあります。
また、日本人が望む仕様も独特です。日本のみで普及しているおサイフケータイを搭載している機種がほとんどです。海外では非接触型の電子決済システムは全く普及していないので、日本独特の仕様です。
防水・防塵や耐衝撃性能も日本独特です。ほとんどの機種が採用しています。
日本メーカーの特徴をまとめると以下のようになります。
- おサイフケータイなど便利機能に対応
- 防水・防塵・対衝撃に対応
- カメラよりもディスプレイ解像度を重視
- 軽さを重視
- 低価格にするためには基本性能を抑えて上記の項目を優先する
今回比較対象の富士通Arrows M05も上記の特徴があります。
海外メーカー
海外メーカーは日本メーカーよりも比較的安価です。人件費の問題があるので、こればかりはしょうがないです。
また、海外メーカーは、便利機能を優先しません。いたってシンプルで、CPUや内蔵メモリ、バッテリーなどの性能を重視します。
カメラ性能を最も重視している印象です。安価なモデルだと画面性能を削ってでもカメラ性能を優先している印象があります。
海外メーカーの特徴をまとめると以下のようになります。
- CPUや内蔵メモリ、バッテリー容量などの基本性能が高い
- おサイフケータイなど便利機能には対応しない
- 防水・防塵・対衝撃もあまり対応していない
- ディスプレイ解像度よりもカメラの画素数・レンズ数を重視
- 重さはあまり気にしない
今回比較対象のOPPO A5 2020も上記の特徴があります。
利用シーンごとのオススメ機種は?
仕様だけ比較してもピンと来ないと思うので、好みや利用シーンごとにオススメの機種を紹介します。
綺麗な画面がいい人、今までフルHD+の機種を使っていた人はArrows M05
綺麗な画面がいい人は富士通Arrows M05がオススメです。
富士通Arrows M05はフルHD+で、OPPO A5 2020は少し劣るHD+です。
スマホの画面はテレビと比べると小さいので、HD+であれば問題なく使用できると思いますが、一度でもフルHD+の機種を触っている人は要注意です。
一度でもフルHD+の画面を見てしまうと、HD+の画面は粗く見えます。
一度高解像度の画面を見てしまうと、それよりも劣る画面を見ると違いに気づいてしまって満足できないと思います。
映画やYouTubeなどの動画は自然画像なので、HD+以上の画面であれば、それほど解像度の違いを感じないと思いますが、WEBページやSNSの文字のほうが違いを認識すると思います。
一度フルHD+の画面に表示された文字を見てしまうと、HD+の画面の文字はドット感を感じると思います。フルHD+は滑らかで紙に印刷された文字のような印象ですが、HD+だと微妙にギザギザを認識してしまって「やはりドットで構成された文字なんだなぁ」と感じてしまいます。
けっこう細かいことが気になる人は、特に画面解像度を優先させたほうがいいと思います。カメラは撮影のときにしか使いませんが、画面はスマホを触っている間は常に見るものです。最も優先すべきところだと思います。
綺麗な画面がいい人は富士通Arrows M05がオススメ!
おサイフケータイ/防水が必須な人はArrows M05
おサイフケータイと防水・防塵に対応しているのは富士通Arrows M05です。
今までおサイフケータイで電車に乗ったり、買い物をしている人は、富士通Arrows M05しか選択肢がありません(今回の1円スマホだと)。
防水・防塵も日本人だと欲しい機能です。
防水性能IPX5/8だと水没させても故障しない性能です。水没は怖いので水没させないとは思いますが、急な雨や、普段の水周りの家事、夏場だと自分の汗で故障させたくないですよね。
海外でも重要な機能だと思うのですが、意外と重視してないんです。大陸系の気候だと基本乾燥しているので、日本ほど重要視されていないのでしょうか。。
おサイフケータイ/防水が欲しい人は富士通Arrows M05がオススメ!
できるだけ軽いほうがいい人はArrows M05
本体の重さは以下の通りです。
- 富士通Arrows M05:166g
- OPPO A5 2020:195g
一般的な日本メーカーの機種は170g程度なので、富士通Arrows M05の166gは軽いです。
一方、OPPO A5 2020は195gなので、少し重いですね。約30gも違うので、かなりの差があります。約15%も重さが違います。
若い男性ならあまり気にしないかもしれませんが、195gは結構ズッシリした感覚だと思います。スマホだと四六時中触ってしまうので腱鞘炎気味になっている人も多いと思います。できるだけ軽いほうがいいと思います。
軽い機種がいいなら富士通Arrows M05がオススメ!
カメラ性能重視の人はOPPO A5 2020
SNSで画像を頻繁にアップしたり、趣味で写真を撮影する人には、OPPO A5 2020がオススメです。
OPPO A5 2020は上の画像のようにアウトカメラが4個ついています。ディスプレイ側のインカメラもあるので、合計5つのカメラです。
- 高解像度:1,200万画素
- 超広角:800万画素
- ポートレート:200万画素
- モノクロ:200万画素
- インカメラ:1,600万画素
画素数は最大でも1,600万画素なので、高額モデルの4,800万画素などと比べると劣りますが、そもそも4,800万画素などはオーバースペックです。
4Kテレビの画素数ってご存知でしょうか。
- 4Kテレビの画素数:3,840×2,160画素=8,294,400画素
4Kテレビの画素数は、約800万画素です。
OPPO A5 2020の最大1,600万画素カメラって、4Kテレビの2倍の画素数があります。これだけの画素数があれば十分だと思います。
画素数自体はOPPO A5 2020でも富士通Arrows M05でも十分だと思います。
OPPO A5 2020だと4つのアウトカメラを使って、超広角やナイトモード撮影、手振れ防止動画など、いろいろなシーンを簡単に撮影することができるので、これらの機能があることのほうが重要だと思います。
簡単にいろいろなシーンを撮影したい人はOPPO A5 2020がオススメ!
ゲームを良くする、長時間触る人はOPPO A5 2020
最初のほうで海外メーカーは基本性能が高いと解説しました。
各機種の基本性能は以下の通りです。
- 富士通Arrows M05
- CPU:SDM450
- RAM:3GB/ROM:32GB
- OPPO A5 2020
- CPU:SDM665
- RAM:4GB/ROM:64GB
(CPUのSDMxxxは、Qualcomm® Snapdragon™xxxの省略表記です)
CPUは同じメーカーのチップで、番号の数値が大きいほど高性能です。SDM450とSDM665は結構な性能差があります。SDM665のOPPO A5 2020のほうが性能が高いです。
また、内臓メモリもOPPO A5 2020のほうが大容量です。
WEB閲覧や、SNS投稿、動画再生などはSDM450でも全く問題ありませんが、ゲームは少し違います。
ゲームはかなりCPUパワーを使うので、できるだけ性能の高いCPUのほうがスムーズに表示や操作ができます。
スマホをほとんどゲームで楽しんでいる人は、できるだけ基本性能の高い機種にすることをオススメします。
OPPO A5 2020のSDM665は、そこそこ性能が高いです。OPPO社の最新有機ELモデルのOPPO Reno3 Aと同じCPUです。シャープのAQUOS sense3 plus(SH-M11)はSDM636なので、それよりもOPPO A5 2020のほうが性能が高いです。
CPUパワーを使うと消費電力が増えるので、バッテリーの減りも大きくなります。
OPPO A5 2020は、5,000mAhの大容量バッテリーです。一般的な機種は2,000mAh台の機種が多いので、約2倍のバッテリー容量で長時間ゲームを楽しむことができます。
ゲーム、長時間触る人はOPPO A5 2020がオススメ!
SIM2枚挿し、DOLBY ATMOS対応はOPPO A5 2020
OPPO A5 2020は、かなりマニアックな機能もあります。
上の画像のように、nanoSIMを2枚、さらにmicroSDカード1枚が同時に使用できる3スロットです。
nanoSIMを2枚挿せる機種はいくつかありますが、ほとんどは2スロットで、スロットのうち一つはnanoSIMとmicroSDカード兼用になっています。
2回線契約している人は2枚挿しの機種が必要になってきますが、同時にmicroSDカードも使用できるのは、かなり便利です。
OPPO A5 2020は、DOLBY ATMOSにも対応しています。
1円スマホでDOLBY ATMOS対応はビックリです。
スピーカーもステレオです。(DOLBY ATMOSはイヤホン使用のみ)
SIM2枚/microSD1枚を同時に使用可能
ステレオスピーカー/DOLBY ATMOS対応ならOPPO A5 2020
まとめ
以上、富士通 arrows M05/OPPO A5 2020の仕様・性能を比較しました。
概ね性能が高い(画面を除く)のはOPPO A5 2020で、普段使いに便利なのは富士通Arrows M05です。
富士通Arrows M05の特徴は以下の通りです。
- フルHD+の高解像度ディスプレイ
- おサイフケータイなど便利機能に対応
- 防水・防塵・対衝撃に対応
- 軽い
OPPO A5 2020の特徴は以下の通りです。
- 4眼アウトカメラを搭載し、いろいろなシーンを簡単に撮影
- CPUや内蔵メモリ、バッテリー容量などの基本性能が高く、ゲームに最適
- SIM2枚挿しとmicroSDの同時使用が可能
- ステレオスピーカー、DOLBY ATMOSに対応
2021/4/16(金)11時まで1円!
1円スマホ以外の機種も今回のセールで最大16,500円OFFになっています。他のオススメ機種は以下の記事で紹介しています。
その他の格安SIMのセールはこちら
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