2020年5月にモトローラmoto g8とmoto g8 powerが発売されました。
moto g8はリーズナブルな価格ですが、本当にちゃんとした性能なのかが気になりますよね。
そこで、モトローラmoto g8の通常価格で同価格帯の機種と性能・仕様を比較したいと思います。
結論的には、他の機種と特徴が違うので一長一短がありますが、概ね価格相当の性能です。
価格情報は基本的に税抜き価格です。
比較対象機種
モトローラmoto g8の通常価格14,700円と同価格帯14,000円台の機種を比較します。
モトローラmoto g8
機種情報はこちら 発売日:2020/05/04 |
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富士通 Arrows M05
機種情報はこちら 発売日:2019/12/18 |
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ASUS ZenFone Max (M2)32GB
機種情報はこちら 発売日:2019/03/15 |
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シャープ AQUOS sense2 SH-M08
機種情報はこちら 発売日:2018/12/27 |
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各機種の仕様・性能の比較
OCN モバイル ONEの通常価格の同価格帯の機種について、仕様・性能を比較します。
左から新しい機種です。
今回、比較する機種は全てOCN モバイル ONEが最安値です。
項目 | モトローラ moto g8 | 富士通 arrows M05 | ASUS ZenFone Max (M2)32GB | シャープ AQUOS sense2 SH-M08 |
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発売日 | 2020/5/4 | 2019/12/18 | 2019/03/15 | 2018/12/27 |
実売価格(参考) | 23,000円 | 26,000円 | 22,000円 | 23,000円 |
OCN価格 | 2/17までセール 1円 | 取扱終了 | 取扱終了 | 取扱終了 |
ディスプレイ | 液晶 | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
解像度 | 1,560 x 720 HD+ | 2,280 x 1,080 フルHD+ | 1,520 × 720 HD+ | 2,160 x 1,080 フルHD+ |
画面サイズ [inch] | 6.4 | 5.84 | 6.3 | 5.5 |
アウトカメラ [画素] | 標準:1,600万 広角・動画:800万 マクロ:200万 | 1,310万 500万 | 1,300万 200万 | 1,200万 |
インカメラ [画素] | 800万 | 800万 | 800万 | 800万 |
オーディオ | - | - | - | - |
スピーカー | モノラル | モノラル | モノラル | モノラル |
HDR | - | - | - | バーチャルHDR |
ROM/RAM | 64GB/4GB | 32GB/3GB | 32GB/4GB | 32GB/3GB |
外部メモリー | microSD™ (最大512GB) | microSD™ (最大400GB) | microSD™ (最大2TB) | microSDXC™ (最大 512GB) |
CPU | SDM665 | SDM450 | SDM632 | SDM450 |
SIMスロット | nano SIM x 2 | nano SIM | nano SIM x 2 | nano SIM |
OS | Android™10.0 | Android™ 9.0 | Android™ 8.1 | Android™ 8.1 |
防水・防塵 | - | IPX5/8 IP6X | - | IPX5/8 IP6X |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 2,880mAh | 4,000mAh | 2,700mAh |
駆動時間 | 40時間 | 19時間 | 35時間 | 32時間 |
ターボ充電 | 15分充電で8時間駆動 | - | - | - |
重量 | 188g | 166g | 160g | 155g |
外形[mm] | 161.3 x 75.8 x 8.95 | 149 x 72 x 8.8 | 158.4 × 76.2 × 7.7 | 148 × 71 × 8.4 |
文字数削減のため、数値には「約」がつくと解釈してください。
発売日と実売価格を除いて、性能が良いほどセルを濃い黄色で塗っています。
同じメーカーの比較はやりやすいのですが、違うメーカーだと特徴がバラバラで単純比較は難しいですね。
各項目の細かい比較ではなく、特徴的な傾向を抽出してみます。
大雑把に見ると、以下の2つのタイプに分かれます。
- 日本メーカーの富士通 Arrows M05とシャープ AQUOS sense2 SH-M08
- 海外メーカーのモトローラmoto g8とASUS ZenFone Max (M2)32GB
日本メーカーの特徴
日本メーカーの富士通 Arrows M05とシャープ AQUOS sense2 SH-M08の仕様は似ています。
似ている仕様をピックアップすると以下の通りです。
- ディスプレイ解像度:2,160~2,280 x 1,080 フルHD+と高精細
- ディスプレイサイズ:5.5~5.84インチと特別大きくはない
- 基本性能(CPU、ROM/RAM):SDM450、32GB/3GBと、性能が低い
- SIMスロット:nanoSIMが1つ
- 防水、防塵:IPX5/8、IP6Xに対応
- バッテリー容量:2,700~2,840mAhと標準的な容量
アウトカメラの最大画素数は約1,300万画素と同等ですが、Arrows M05が2カメラ、AQUOS sense2 SH-M08が1カメラです。
(インカメラ性能は他の機種も全て約800万画素で同じです。)
ザクッと特徴を表すと以下の感じです。
海外メーカーの特徴
海外メーカーのモトローラmoto g8とASUS ZenFone Max (M2)32GBの仕様は似ています。
似ている仕様をピックアップすると以下の通りです。
- ディスプレイ解像度:1,520~1,560 x 720 HD+と控え目
- ディスプレイサイズ:6.3~6.4インチと大き目
- 基本性能(CPU、ROM/RAM)が高い
- ZenFone Max (M2):SDM632、32GB/4GB
- モトローラmoto g8:SDM665、64GB/4GB
- SIMスロット:nanoSIMが2つ
- 防水、防塵:対応していない
- バッテリー容量:4,000mAhと大容量
アウトカメラの最大画素数は約1,600万~1,300万画素と似ていますが、モトローラmoto g8が3カメラ、ZenFone Max (M2)が2カメラです。どちらも性能が高いです。
(インカメラ性能は他の機種も全て約800万画素で同じです。)
モトローラmoto g8は若干重ためです。
ZenFone Max (M2)は、大容量バッテリーなのに軽く、他の機種より薄いです。
ザクッと特徴を表すと以下の感じです。
タイプ別のおすすめ機種
絶対、防水が必要!
日本メーカーは防水・防塵がデフォルトです。
海外メーカーはあまり防水に力を入れていないので、多分、日本人だけが防水を気にしているんでしょうね。気候的にも湿度が高く雨も多いので、地理的な欲求でしょうか。
日本人が大好きなiPhoneは完全防水ではないんですけどね。
防水・防塵が必要な人は、日本メーカーに絞りましょう。
Arrows M05とAQUOS sense2 SH-M08が防水・防塵に対応しています。
ディスプレイは高精細なほうがいい!
フルHD+の高精細ディスプレイを搭載しているのは、Arrows M05とAQUOS sense2 SH-M08です。
Arrows M05とAQUOS sense2 SH-M08は、ほぼ同等の性能です。
- 絶対、防水が必要!
- ディスプレイは高精細なほうがいい!
という人はArrows M05とAQUOS sense2 SH-M08のどちらかを選ぶのがいいと思います。
この2機種の違いは以下の通りです。
富士通 Arrows M05
Arrows M05はアウトカメラが2カメラ構成です。2つのカメラで撮影することで背景のみをボカした写真を簡単に撮影することができます。
カメラの性能を取るならArrows M05がおすすめです。
→ OCNモバイルONEのセール・キャンペーン情報はこちらOCNモバイルONEの【富士通 Arrows M05】はこちら
シャープ AQUOS sense2 SH-M08
AQUOS sense2 SH-M08はバーチャルHDRに対応しているのでディスプレイの色再現性が高いです。
なんと言っても液晶テレビと同じブランドのAQUOSなので、映像処理技術は高いです。
綺麗な映像を楽しみたい人は、AQUOS sense2 SH-M08がおすすめです。
→ IIJmioのセール・キャンペーン情報はこちらIIJmioの【シャープAQUOS sense2 SH-M08】はこちら
以下のページでシャープAQUOSシリーズの価格や性能を比較しています。
- シャープAQUOSスマホの価格比較
- 【高機能モデル編】シャープ製スマホAQUOS zero2 SH-M13と従来機種(SH-M10/SH-M11)の機能・性能を比較
- 【廉価モデル編】シャープ製スマホAQUOS sense3と従来機種(SH-M08/07)の機能・性能を比較
絶対、大容量バッテリー!
できるだけ長時間使いたい人は、大容量バッテリーが必須です。
モトローラmoto g8とASUS ZenFone Max (M2)32GBは、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
ゲームをサクサク動かしたい!
ソシャゲなどのゲームをサクサク動かしたい人は、基本性能の高いモトローラmoto g8とASUS ZenFone Max (M2)32GBがおすすめです。
SIMを2枚挿ししたい!
複数の通信事業者と契約していたり、追加SIMを利用したいのであれば、SIMスロットの数に気をつける必要があります。
2枚のSIMを挿せるのはモトローラmoto g8とASUS ZenFone Max (M2)32GBです。
ASUS ZenFone Max (M2)32GB
モトローラmoto g8のほうが新しく概ね性能が高いのですが、1点だけASUS ZenFone Max (M2)32GBに軍配が上がる点があります。
ZenFone Max (M2)は、薄くて軽いです。
少しでも薄くて軽いほうがいいのならZenFone Max (M2)がおすすめです。
OCN モバイル ONEのセールの目玉商品だったのですが、残念ながら、現在は取扱いが終了しています。
その代わり、一つ上の機種が用意されています。
→ OCNモバイルONEのセール・キャンペーン情報はこちら内蔵メモリがパワーアップしているので性能的にはウエルカムですね。
OCNモバイルONEの【ASUS ZenFone Max (M2)64GB】はこちら
モトローラmoto g8
モトローラmoto g8のほうが新しく概ね性能が高いです。若干重いくらいです。
例えば、アウトカメラが3カメラ構成で、超近接撮影から118°超広角撮影までできます。上の画像の上から3つがカメラです。一番下のカメラっぽいものはオートフォーカス用のセンサーです。
→ OCNモバイルONEのセール・キャンペーン情報はこちら
moto g8 plusやmoto g7シリーズもOCN モバイル ONEが最安値なので、一度チェックしてみてください。
以下のページでモトローラmoto gシリーズの性能を比較しています。
各社のセール・キャンペーン情報はこちら。
→ OCNモバイルONEのセール・キャンペーン情報はこちら.
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