2020/11/20からOPPO A73が各社より順次発売されます。
フルHD+高解像度の有機ELディスプレイ搭載です。カメラ性能は最大1,600万画素の4眼カメラで、インカメラも1,600万画素と高画質です。レザー質感の背面デザインで高級感があります。
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OPPO社は低価格の有機ELスマホを多く発売しています。従来機種の仕様や機能の違いを比較したいと思います。
その他の機種比較はこちら


価格情報は基本的に税込み価格です。
比較対象機種
比較する機種は以下の3機種です。
OPPO A73
![]() 機種情報はこちら 発売日:2020/11/20 |
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OPPO Reno3 A
![]() 機種情報はこちら 発売日:2020/06/25 |
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OPPO Reno A
![]() 機種情報はこちら 発売日:2019/10/16 |
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機能・性能の比較
各機種の機能・性能の仕様は以下の表の通りです。
価格は税込みです。
項目 | OPPO Reno3 A | OPPO A73 | OPPO Reno A |
---|---|---|---|
発売日 | 2020/06/25 | 2020/11/20 | 2019/10/16 |
実売価格(2021/9/12参考) | 約2.9万円 | 約1.6万円 | 約1.8万円 |
ディスプレイ | 有機EL | ||
解像度 | 2,400×1,080 (フルHD+) | 2,340×1,080 (フルHD+) | |
画面サイズ | 6.44inch | 6.4inch | |
アウトカメラ | メイン:4,800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | メイン:1,600万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | メイン:1,600万画素 その他:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 | 2,500万画素 | |
HDR | - | ||
ROM/RAM | 128GB/6GB | 64GB/4GB | 64GB/6GB |
外部メモリー | microSD™ (最大256GB) | ||
SIMスロット | nanoSIM x 2(1スロットはSDカード兼用) | nanoSIM x1 / eSIM | nanoSIM x 2(1スロットはSDカード兼用) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコアCPU(4×2.0GHz+4×1.8GHz) | Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコアCPU(4×2.0GHz+4×1.8GHz) | Qualcomm® Snapdragon™ 710 オクタコア(2.2GHz + 1.7GHz) |
OS | ColorOS 7.1 (based on Android™ 10) | ColorOS 7.2 (based on Android™ 10) | ColorOS 6.0 (based on Android™ 9.0) |
防水・防塵 | IP68 | - | IP67 |
おサイフケータイ(Felica) | 対応 | - | 対応 |
バッテリー容量 | 4,025mAh | 4,000mAh | 3,600mAh |
急速充電 | Quick Charge 2.0(18W) | Quick Charge 3.0(9V/2A) | - |
重量 | 175g | 162g | 169.5g |
外形(約[mm]) | 160.9 x 74.1 x 8.2 | 159.8 x 72.9 x 7.45 | 158.4 x 75.4 x 7.8 |
発売日と実売価格を除いて、性能が良いほどセルを濃い黄色で塗っています。外形は厚さをメインに比較しています。
今回は、かなり性能にバラつきがあります。一概にこの機種が一番性能が高いとは言えないですね。
各機種の傾向を大雑把に表すと以下のようになります。
機種 | 特徴 |
---|---|
Reno3 A | 最大4800万画素4眼カメラ。防水・防塵。Felica対応。急速充電対応。大容量メモリー。 |
A73 | 最大1600万画素4眼カメラ。eSIM対応。最軽量。急速充電対応。 |
Reno A | 1,600万画素インカメラ。Felica対応。CPU性能が高い。 |
概ねReno3 Aが全体的に性能が高い感じでしょうか。
どの機種もフルHD+有機EL!
どの機種も高解像度のフルHD+有機ELディスプレイです。
有機ELは色再現性に非常に優れているので、映像の質感が非常にリアルです。
ディスプレイに関しては、最高画質の有機ELなので、どれを選んでも満足できますね。
ディスプレイ指紋認証が使いやすい!
指紋認証が、ディスプレイ画面上に配置されています。(全機種)
ディスプレイと一体になっているので、端末上に無駄な余白を用意しなくても良いので、画面占有率が高くなっています。
ディスプレイに関しては、ほとんど差がありません。
Reno3 Aは最大4,800万画素4眼カメラ
上の画像はReno3 Aのアウトカメラ構成で、最大4,800万画素の超高解像度カメラに加え、長広角/ポートレート/モノクロの4眼カメラ構成です。
4眼カメラ構成は、A73も同じです。最大画素数は1,600万画素です。
Reno Aはメインカメラ1,600万画素でシンプルな2眼カメラ構成です。もう一つのカメラは深度測定用なので、実際に撮影画像となるのはメインカメラの一つとなります。
4Kテレビと比較して説明します。4Kテレビ(カメラ)の画素数は3,840×2,160画素なので、約830万画素です。
機種 | 最大カメラ画素数 | 4Kとの比較 |
---|---|---|
Reno3 A | 約4,800万画素 | 約6倍 |
A73/Reno A | 約1,600万画素 | 約2倍 |
Reno3 Aの4,800万画素は4Kテレビの約6倍の画素数です。
正直に言って、オーバースペックな気がします。画素数だけだとReno AやA73の1,600万画素でも特に問題ないと思います。
画素数よりも4眼カメラ構成のほうが、いろいろなシチュエーションに合わせて撮影できるので、実際の使い勝手がいいと思います。
インカメラ
インカメラがアウトカメラと逆の性能になっています。
Reno Aが2,500万画素で、Reno3 AとA73が1,600万画素です。
アウトカメラの性能順と逆なのが本当に悩ましいです。なんでこのような仕様分けになったんでしょうか??
Reno3 AとA73の1,600万画素も、他社の一般的なアウトカメラの画素数と変わらないので、十分だと思います。Reno Aで2,500万画素を発売したけど、実際には必要なかったからReno3 Aで1,600万画素に戻したんでしょうか。
サウンドは平凡
サウンドはどの機種もDOLBY ATMOSやハイレゾには対応していません。いたって平凡な仕様です。
最近はイヤフォンジャックがない機種もありますが、イヤフォンジャックはどの機種もついています。
Bluetoothも搭載されているので、ワイヤレスだと別にイヤフォンジャックはいりませんが、昔のイヤフォンも挿せるのは嬉しいですね。
CPU・メモリのパフォーマンスは?
CPUは同等性能
採用しているCPUは、Reno3 AがSDM665、A73がSDM662、Reno AがSDM710です。
SDMの後ろについている番号が大きいほうが概ね性能が高いのですが、SDM665/662とSDM710は少し事情が違います。
600番台と700番台なので、系統が少し違います。
ここでは詳細な違いは比較しませんが、発売日順がSDM710→SDM665になります。
SDM710はSDM665より少し古い世代のCPUで、その世代の中で上位CPUです。SDM665は新しい世代のCPUですが、その世代の下位CPUです。
SDM665とSDM662は同時期に開発されたCPUで各機能別で優劣があるようですが、ほぼ同じ性能のようです。
各機能別に見るとそれぞれ優劣がありますが、総合的に見るとSDM710>SDM665≒SDM662で、若干SDM710が優れているようです。
メモリは低価格帯の機種としては優秀!
メモリは以下の通りです。
機種 | RAM | ROM |
---|---|---|
Reno3 A | 6GB | 128GB |
Reno A | 6GB | 64GB |
A73 | 4GB | 64GB |
これは綺麗に並んでいますね(笑)
CPUとメモリを合わせた基本性能はReno3 Aが最も高いと言えると思います。
バッテリー容量は3,600~4,025mAhの大容量!
バッテリー容量は3,600~4,025mAhの大容量のバッテリーです。
古い機種だと2,000mAh程度なので、3,600mAhもあれば十分だと思います。
外出している時間が長く、なかなか充電する機会がない人は、できるだけ大きいバッテリーのほうが良いと思います。
Reno3 A/A73は急速充電に対応!
バッテリー容量が大きいに越したことは無いのですが、実は充電時間も見たほうがいいです。
Reno3 A/A73は急速充電に対応しています。
急速充電の規格のバージョンが異なりますが、どちらも18W(9V/2A)なので、同等性能だと思います。
外出先で数十分程度の休憩中に充電しても、かなり充電できると思います。
どの機種も軽量だが、A73が際立つ
大容量バッテリーを搭載している機種は、当然重くなります。
どの機種もは162g~175gなので、特に大容量バッテリーではない他社のスマホと変わらない重量です。
これは、有機ELで軽量化しているからだと思います。有機ELだと一般的な液晶に必要なバックライトが不要なので、軽量化できます。
特にA73の162gは、かなり軽いと思います。
形状も厚さ7.45mmと薄く、背面デザインがレザー調になっているので、スタイリッシュさが際立っています。
海外メーカーなのに防水・防塵!
日本メーカーのスマホはほとんど防水・防塵仕様になっていますが、海外メーカーはあまり防水・防塵にこだわっていません。世界的な需要としては防水・防塵はあまり要求されていません。
iPhoneですら、防水・防塵仕様を取り入れたのは相当あとの機種からです。iPhoneは日本の信者が多かったので、日本ユーザーの要望が反映されたのだと思います。
コストを重視するAndroidだと、海外メーカーはほとんど防水・防塵仕様になっていません。
今回の3機種は防水・防塵仕様ですが、仕様に少し違いがあります。
機種 | 防塵 | 防水 |
---|---|---|
Reno3 A | IP68 | IP68 |
Reno A | IP67 | IP67 |
A73 | - | - |
一般的な日本メーカー | IP6X | IPX5/8 |
防水・防塵性能はIP規格(International Protection)で等級が決められており、IPの後ろの左側の数字が防塵等級、右側が防水等級を表しています。防水と防塵を分けて表記するときはXを使用します。
ここでは詳細な説明は省きますが、数字が大きいほど性能が高いことを表しています。
一般的な日本メーカーは防水と防塵を分けて明記していることが多く、海外メーカーは併記することが多いです。iPhoneの最新機種もIP68と表記しています。
Reno3 Aは日本メーカーと同じ防塵6等級、防水8等級のIP68です。Reno Aは防水性能が少し低く、A73は防水・防塵なしとなります。
ちょっと説明が長くなってしまいましたが、Reno3 Aは最大等級なので、防水・防塵性能は問題ないと思います。
おサイフケータイに対応!
おサイフケータイも日本独自の仕様です。海外にはそんな機能はありません。
海外ではおサイフケータイが無いので、苦肉の策がQRコード決済なのですが、日本でも「なんとかペイ」が普及しましたね。最新技術のように宣伝していましたが、技術的に見ると古い技術なので全く意味が分かりません。
まぁ「なんとかペイ」はポイント還元があるから使っているだけで、ポイント還元が無ければ誰も使わないと思います。技術的に古くて不便なので将来的にはなくなる気がします。
モバイルSUICAなど常におサイフケータイを使用している人は、今まで日本メーカーのスマホしか選択肢がありませんでしたが、Reno3 AとReno Aはおサイフケータイに対応しているので、機種変更することができますよ。
A73はeSIM対応!
A73のみeSIMに対応しています。
eSIMとは、WEB契約をしてその場で使えるデジタルのSIMです。もちろんSIMカードにも対応しているので、現在所有しているSIMを挿してスマホを乗り換えることもできます。
日本では一部の事業者しかeSIMに対応していませんが、政府の方針でも乗り換えやすさの観点からeSIM普及に舵が切られているので、将来的には普及すると思います。
現在、eSIMに対応しているのは、以下の事業者です。
まとめ
各機種の傾向をまとめると以下のようになります。
機種 | 特徴 |
---|---|
Reno3 A | 最大4800万画素4眼カメラ。防水・防塵。Felica対応。急速充電対応。大容量メモリー。 |
A73 | 最大1600万画素4眼カメラ。eSIM対応。最軽量。急速充電対応。 |
Reno A | 1,600万画素インカメラ。Felica対応。CPU性能が高い。 |
性能重視ならReno3 A
概ねReno3 Aが全体的に性能が高い感じでしょうか。
有機EL、4800万画素4眼アウトカメラ、基本性能が高く、大容量バッテリーで急速充電対応、3機種の中で最も性能が高いです。
防水・防塵性能も高く、おサイフケータイに対応しているので、普段の生活でとても便利です。
今まで海外メーカー製は使いにくいそうと思っていた人にもオススメできます。
![]() 機種情報はこちら 発売日:2020/06/25 |
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通販での実売価格は約2.9万円です。
格安SIM各社から発売されています。
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3GBで月1,078円!
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2,500万画素インカメラのReno A
少し発売日が古いのですが、インカメラの性能が最も高いのはReno Aです。
自撮り用に少しでもインカメラの性能が高い機種が欲しい人は、Reno Aがオススメです。
また、CPU性能も一番高いので、ゲームにも適しています。
![]() 機種情報はこちら 発売日:2019/10/16 |
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スタイリッシュなデザイン/最軽量のA73
今回発売されたA73はレザー調のスタイリッシュなデザインとなっています。
とても落ち着いた大人の雰囲気でビジネスにも合いますね。
最大1,600万画素4眼カメラ/大容量4,000mAhバッテリーなど性能も十分なのに、162g/7.45mmと軽量で薄いのも引き締まった印象を受けます。
女性だと少しでも軽いほうがいいんじゃないでしょうか。
![]() 機種情報はこちら 発売日:2020/11/20 |
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