CO2センサーの導入方法【まん延防止等重点措置の要請事項】濃度1,000ppm以下の換気を維持/NDIR方式のオススメ商品も紹介

健康
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2021年3月から順次、緊急事態宣言が解除されましたが、解除後にコロナウイルスの感染が拡大しています。

特に3/1に解除された大阪府や、仙台エリアなどで感染が爆発的に増加しており、2021/4/5から大阪府に「まん延防止等重点措置」が要請されました。東京都もまもなく対象となる見込みです。

飲食店の営業時間短縮要請アクリル板の設置などが出ていますが、今までなかった「CO2センサーの設置」が新たに要請されています。

「CO2センサーの設置」とは何なのかを紹介します。

CO2センサーは換気の目安が分かるので、今回の「まん延防止等重点措置」に限らず感染症の防止に効果的です。今後、全国的な感染拡大も懸念されるので、その他の地域の人も準備しておくことをオススメします。

まん延防止措置等重点措置

まん延防止等重点措置を実施すべき区域における要請

大阪府の公式ページより

2021/4/5~2021/5/5の期間、大阪府に「まん延防止等重点措置」が適用され、上の画像の要請が行われています。

飲食店及びバーやカラオケボックスなどで以下の要請が行われています。

  • 営業時間の短縮(大阪市:20時まで、大阪市外:21時まで)
  • マスク会食の実施
  • アクリル板の設置など
  • CO2センサーの設置
  • カラオケ設備の利用自粛

マスク会食の実施

マスク会食の実施が新たに設けられましたが、「食べ物を口に運ぶとき以外は常にマスクをする」と、すぐにイメージがつきます。

CO2センサーの設置

CO2センサーの設置も新たに設けられています。

「まん延防止等重点措置」のニュースで「CO2センサー」のワードが出てくることもありますが、初めて「CO2センサー」を耳にする人も多いと思います。

ニュースなどでも「CO2センサーの設置を義務化する可能性がある」や「CO2センサーで換気が十分か判断する」などと紹介している程度で、具体的にどのように使うのか分かりません。

CO2センサーとは

CO2センサーとは、大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度を測定する機器(センサー)のことです。

今回のコロナウイルス感染拡大の状況ではない通常の状況下では、オフィスビルや学校などの人がたくさんいる密室で健康的な空気が確保できているのかを測定するものです。

大気のCO2濃度と、ビルや学校施設で健康的に過ごせるとされるCO2濃度は以下の通りです。

  • 大気のCO2濃度:約400ppm
  • ビル管理法の基準:1,000ppm以下
  • 学校施設の目安:1,500ppm以下

ビル管理法は延べ床面積が3,000m2以上の建築物に適用されるので小規模建物の飲食店には適用されません。また、ビル管理法では、CO2以外にも一酸化炭素濃度や粉塵の量なども規定があります。

ビル管理法が適用される建物では、従来からCO2センサーが設置されているはずです。

コロナウイルス感染拡大の防止のための換気

以前からコロナウイルス感染拡大の防止策の一つとして、厚生労働省が『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』を提言しています。

一部抜粋すると以下の通りです。

  • ① 換気を励行する:換気の悪い密閉空間にしないよう、換気設備の適切な運転・点
    検を実施する。定期的に外気を取り入れる換気を実施する。
  • ② 人の密度を下げる:人を密集させない環境を整備。会場に入る定員をいつもより少
    なく定め、入退場に時間差を設けるなど動線を工夫する。
  • ③ 近距離での会話や発声 、高唱 を避ける:大きな発声をさせない環境づくり(声援
    などは控える)。共有物の適正な管理又は消毒の徹底等。

→ 厚生労働省の『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』

→ 厚生労働省の『冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』

極論すると、具体的な数値はなく、抽象的な表現で「十分に換気しましょう」とだけ言っています。また、上記の抜粋以外の部分で「換気だけで感染が防止できる根拠はありません」とも言っています。

究極に換気すればウイルスが希釈され屋外と同じ状況になるので、換気が大事なのは理解できます。

『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』でも、一つの目安として「ビル管理法の基準を満たせば十分な換気ができているのではないか」と示しています。

飲食店では粉塵は出ないと思うので、CO2濃度が一つの指標になると思います。

  • ビル管理法のCO2濃度の基準:1,000ppm以下

 

今回の「まん延防止等重点措置」で要請されている「CO2センサー設置」は、厚生労働省の見解から導き出されたものと思いますが、大阪府のホームページを見ても詳細に解説されていません。

2020/12/18の「府内モデル商店街にて「CO2濃度センサー」設置・換気デモンストレーションを行います」の発表を見つけました。

新しい生活様式

この中で「CO2濃度が1,000ppm以下(目安)」が示されています。

CO2センサーの導入

CO2センサーの入手

Amazonなどの通販で「CO2センサー」を検索すると大量に商品が出てきます。

厚生労働省の資料では「測定器は、NDIRセンサーが扱いやすいですが、定期的に校正されたものを使用してください。」と記載されています。

→ 厚生労働省の『冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』

CO2センサーの種類

CO2センサーには、CO2を検出するセンサー部分に種類があります。

主に以下のPASense方式とNDIR方式の2種類です。

方式特徴
PASens方式IR 変調広帯域光源を照射し、CO2 分子の吸収量に応じた音を検出
NDIR方式IR パルス広帯域光源を使い、CO2 分子に吸収されない光量を計測

PASense方式のほうがより高精度で検出できるようですが、NDIR方式も業務用として広く採用されているので、どちらの方式でも構わないと思います。

ただし必ず、

方式が明記されているCO2センサーを選択してください。

安価な製品の中にはTVOC(化学物質要因)センサー方式など、他の化学物質の濃度からCO2濃度を推測するものもあり、正確なCO2濃度を測定することができないので、気をつけてください。

PASense方式またはNDIR方式が明記されているものを選んでください。

日本メーカーは基本的に工業向けにしか製造していないので、一般向けの製品はほとんどありません。

オススメのCO2センサー

一般的な通販で流通している商品は1万円前後のものが多いです。

 

NDIR方式 CO2 温度 湿度

オシャレなデザインのCO2センサーです。日本語での表示はないようです。

 

NDIR方式 CO2 温度 湿度

こちらは日本語表示があります。日本メーカーが監修しているようです。

 

NDIR方式 CO2 温度 湿度

こちらは丸型のデザインです。

 

NDIR方式 CO2 温度 湿度

こちらはオシャレとは言えませんが、数値が大きく赤色で表示されており店舗内での視認性が高いようです。

 

NDIR方式 CO2 温度 湿度

こちらはデータ記録が可能な製品です。持ち運び用のケースも付属しているので、プロ仕様の工業用測定器に近いかもしれません。

CO2センサーの活用

CO2センサーを店舗などに設置するだけでは、コロナウイルス感染拡大の防止策にはなりません。

CO2センサーでCO2濃度が1,000ppm以下となるように維持する必要があります。

CO2濃度が1,000ppmを超えそうになったら、換気扇を強くする/窓を開ける/扉を開放するなど、換気を行い、CO2濃度が十分に下がるように運用してください。

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