年始に風邪を引いてしまいました。
友人との新年会の飲みすぎで二日酔いだと思ったんですが、翌々日も体がだるくて「あれ?風邪?」って気がつきました(笑)。インフルエンザではないと思います。
僕は風邪を引いたときにいつも葛根湯を飲みます。風邪薬ではなく栄養補給として飲んでます。風邪を引くと食事もおろそかになりますからね。
葛根湯は常備してるんですが、いろんなメーカーのがあって買うときに悩むんですよね。「安いとあまり意味がないのかな?高いからと言って本当に良く効くのかな?」って。
僕がどのように葛根湯を選んでいるかを紹介します。
葛根湯とは
葛根湯は漢方薬(生薬)の一種です。第2類医薬品に分類されます。
風邪薬と並んで薬局に陳列されているので、風邪を引いたときに飲むものだと思いますが、僕は薬剤師ではないので効能の紹介は控えます。漢方自体も良く分かりませんし。(効能は医薬品のパッケージや商品紹介ページで確認してください)
一般的に風邪薬は症状を抑えるだけで、風邪自体を治す効果はないと言われているので、僕は新薬(一般的な風邪薬)をほとんど買いません。酷い症状のときは病院に行きます。
葛根湯は栄養補給の意識で飲んでます。体力をつけて自力で治すって感じです(笑)。
葛根湯の選び方
選び方の基準ですが、僕の場合は効果の有無で判断しません。
一度、薬局で「どの葛根湯がおすすめですか?」と聞いたことがあります。そのときに効能の高さや違いの説明はありませんでした。多分、現代日本の西洋式の薬剤師では漢方薬の効能の違いの説明ができないんだと思います。(種類ごとの違いまで明確に説明できる根拠がない)
薬剤師さんは「葛根湯の成分量の違いを見分ける方法があります」とだけ教えてくれました。
葛根湯の主成分は「葛根湯エキス」と呼ばれるものです。どの商品にも葛根湯エキスの分量が書かれています。葛根湯エキス以外の成分によって商品の違いがあるのだと思いますが、主成分の葛根湯エキスの分量が多いほうが「純粋な葛根湯」としては良い商品と言えます。
僕の使い方は栄養補給が目的なので、ビタミン剤などのサプリと同じように主成分の量が多ければそれで良いと思っています。(僕の主観です)
具体的に確認する箇所
ほとんどの商品が「成分・分量」の記載があります。
顆粒の場合、以下のような書き方になっています。
- 1日あたりの包数に含まれる葛根湯エキスの分量:〇〇mg
- (カッコン△g、~~~~より抽出)
抽出元も全て比較すれば品質まで分かりますが、風邪を引いてるときは面倒くさいので、最終的な「1日当たりの葛根湯エキスの分量:〇〇mg」で比較すればいいと思います。
実際に葛根湯エキスの分量に違いがあるのか疑問ですよね。
無作為に商品を選んで比較してみます。
メーカー | 商品名 | 1日当たりの葛根湯エキス量 |
クラシエ薬品 | 漢方専化 葛根湯エキス顆粒S |
3,900mg |
ツムラ漢方 | 葛根湯エキス顆粒A |
2,500mg |
伊藤漢方製薬 | 葛根湯エキス顆粒 |
2,550mg |
カコナール | カコナール2葛根湯顆粒[満量処方] |
5,560mg |
北日本製薬 | 葛根湯エキス顆粒「至聖」 |
5,000mg |
2倍以上の差がありますね。値段が比例してればいいんですが、セール品のほうが成分量が多かったりすることもありえます。
まとめ
葛根湯の選び方に悩んだときには、純粋に葛根湯エキスの分量で比較することをおすすめします。
商品によっては2倍以上の差があるので、値段と比べながら選んではいかがでしょうか。
効能については以下のリンクから確認してください。
皆さん、風邪やインフルエンザには気をつけてくださいね~


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