リタイアするとできるだけ生活費を抑えたいですよね。過去記事にもリタイア後の生活費の変化を書きました。
資金が底をつかないかいつも不安に思ってます。
不必要な消費を抑えて少しでも不安を拭いたいところです。
以前の記事で概ね生活費は下がるんじゃないかと書きましたが、可能な限り消費を抑えたいので、見直すところがないかを洗い直したいと思います。
リタイアする気のない人も参考になるのではないでしょうか。
通信費(固定回線)
固定電話とインターネット接続があります。
固定電話って必要なんですかね。固定電話番号がないと信用されない時代はもう昔です。今は携帯電話番号があれば全く問題ありません。
インターネット接続に固定電話の契約が必須の場合は必要ですが、Wifiを契約している人やCATVでインターネット接続している場合は、見直したほうが良いかもしれません。
PCを使用しない人はインターネット接続も必要ないかも。携帯代と併せて検討する必要はありますが。
僕の場合は、ADSLでインターネット接続してるので、固定電話回線は必要です。電話機が壊れてからは電話自体につないでいませんが(笑)。
通信費(携帯)
当たり前ですが、携帯電話は必要ですね。
但し、最近政府からも指摘があった通り、高額な費用が掛かっている場合、事業者や契約内容は見直す価値があります。
家族持ちの方は、大手事業者でもトータルすると安いプランがあると思います。
独身の方は、MVNO事業者(格安スマホなど)を以下の理由からお奨めします。
- 通信インフラは大手事業者のものを使用しているので、通信品質も全く同じ。(速度制限などはどんな契約にするかです。品質とは関係ありません。)
- リタイア後は通話自体が少ないので、カケホーダイなどは不要。(友人・家族などのプライベートの通話はLINE通話などで十分。たまに事務的な通話があるくらいです。)
- サポート体制は弱いですが、早期退職するような勇気のある人ってサポートが必要ですか?
僕は退職前からMVNO事業者に切り替えてました。OCNモバイルONEです。もう5年ほど経ちますが未だに格安SIMのシェアはそれほど伸びてません。絶対お得だと思うんですけどね。
格安SIMは以下の記事で紹介しています。
電気・ガス
電気とガスの事業者を自由に選択できるようになりましたね。
住んでる地域によって選択できる事業者が異なるので何とも言えませんが、シミュレーションしてくれるサイトで調べたことがあります。独り暮らしだと元々の電気代が安いので劇的に変化はしませんね(笑)。家族で住んでる方は結構安くなると思います。
→ WEBから指定の条件でお申込みで最大30000円キャッシュバック!【電気チョイス】
→ WEBからの指定の条件でお申込みで最大30000円キャッシュバック!【ガスチョイス】
僕の場合、電気のみ「ブレーカの契約アンペア」がない事業者に変更しました。東京に来て初めて契約アンペアなるものがあって、東電では基本料金が違うことを知りました。
電気関連でLED電球への交換について記事にしたので、参考にしてください。
生命保険
会社に生保レディが来て、なんとなくの流れで加入した人が多いんではないでしょうか。合コンを設定してくれたりしてましたよね。当時は有難かったんですが。
生命保険は真剣に見直したほうがいいですよ。
はっきり言って、ぼったくられていることが多いと思います。
生命保険(独身向け)
まず、独身の方。生命保険は必要ありません。
- リタイアしてるなら必要ありませんよね。誰に保険金をあげるんですか?
- リタイアしてない人でも葬式代くらい貯金ありますよね。若ければ親が出してくれますよね。最悪、無縁仏でも構いませんよね。
独身の場合、加入するならば生命保険より医療保険ですね。
生命保険(家族持ち)
家族持ちの方は以下の点に注意してください。
- 住宅ローンを組んでますか?あなたが死亡するとローン帳消しで家が貰えます。住宅ローン以外に生命保険に加入する必要はありません。売るでも貸すでもして残された家族の生活費にしましょう。
- 賃貸なので住宅ローンはない?であれば、家族を路頭に迷わさないために生命保険は必要です。
- 住宅ローンを完済したら、そのときの家族構成で検討しましょう。(多分、子供が成人してるので必要ないと思います。配偶者は遺族年金で生活できます。)
病気や事故で死亡せずに要介護などで働けなくなるとどうなるんだろうと思いましたが、生命保険と住宅ローン団信のどちらも契約内容(保険料)によるようです。
生命保険の場合は契約変更できますが、住宅ローン団信は変更できないと思うので、検討する必要がありますね。
生命保険(契約内容の確認)
「既に加入してるし、掛け捨てじゃないからなぁ」と思っている方や、生命保険が必要な方は以下の契約内容を確認してください。
- 契約書の掛け捨てではない部分を確認しましょう。多分、掛け捨てでない保険金300万円くらいです。残りの数千万円分は掛け捨てです。
- 月々の保険料を良く確認しましょう。数年後に倍以上の金額になる契約になっていませんか?見積書や契約書の隅っこや裏面に小さい字で「XX歳からYYYYY円」って書かれていませんか?
途中で保険料が増える注意点ですが、はい、僕がやられたことです。
一番最初の契約はまともだったんですが、お得な特約がつけられるとかで契約の見直しを提案されたんです。「無料で特約だけ追加できますよー」って。数年後に保険料が3倍になる契約でした。見積書の欄外に本当に小さく書かれてたんです。
なんとか契約前に気づきましたが、腹が立って解約しました。
生命保険(解約時の注意点)
僕が解約したときの経験談ですが、掛け捨て部分のみ解約ができました。
解約は、担当の生保レディーではなく営業所に行きました。営業所の窓口の方はインセンティブに無関係なのか、淡々と顧客が有利になるように掛け捨てのみ解約を提案いただきました。
掛け捨てでない「年金型」の部分は、長生きすると支払う保険料よりも多くの金額が年金として戻るためお得です。長生きすることが前提ですが、窓口でシミュレーション結果を提示して説明してくれました。
- 解約する場合、シミュレーション結果がお得ならば、掛け捨て部分のみ解約しましょう。
- また、担当者よりも直接営業所に行ったほうがスムーズに解約できます。
女性限定ですが、お金に関する基礎知識を学べるマネーセミナーがあります。特定の商品を紹介される訳ではなく、投資などのお金に関する知識や保険の乗り換えについて教えてくれます。
医療保険
一般的な意見は以下のものがあると思います。
- 保険適用内の治療であれば健康保険で補える。また国の高額医療制度があるので、上限を超える治療費は支払う必要がないので、医療保険は不要。
- 保険適用外の治療は、医療保険の契約内容によって対象外のものがある。
- 治療費以外に入院時の食事代や差額ベッド代がかかるので、医療保険は必要。
この中で、治療費以外の費用ですが、食事代は入院しなくても必要だし、差額ベッドって個室のことですよね。大部屋ならベッド代かかりません。
なので、医療保険はどちらかと言えば不要かなと思います。僕も加入していません。
その他保険
火災保険や地震保険は完全なリスクヘッジなので、各個人の状況によると思います。
建て直す財力があったり、今にも倒れそうな家に住んでるなら必要ないかなという感じです。
僕の場合、火災保険には加入していますが、地震のときは全て諦めようと思っているので、地震保険には加入していません。
自動車保険は必要ですね。お得そうなところに加入しましょう。
最近は給与サポート保険などもありますね。リタイアした僕には無関係ですが、家族持ちの方は検討してもいいんじゃないでしょうか。
その他
この記事を書いた後に気づいた節約を記事にしたので、それらの記事も参考にしてください。
散髪
自分で散髪すれば当たり前ですが美容院代はかかりません。
コンタクトレンズ
毎日コンタクトをつけなくても良くなるので節約になります。
LED電球
東京都が2018年12月9日までLED電球の無償交換をしています。タダで貰えます。
本当にLED電球で電気代が下がるのかを計算しました。1年目から購入費用を上回る効果です。節約に超おすすめです。
ふるさと納税
最近CMでも多く流れているので有名ですが、同じ税金なら返礼品の貰えるふるさと納税がお得です。節税の一種ですね。
12月にふるさと納税をされる方が多いので、具体的に鍋に使える「とらふぐ」や「かに」が返礼品にあるのかを調べました。
また、関連記事のリタイア後の生活費の変化も見てくださいね。
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