早期退職を考えるとき、リタイア後の生活費はいくらかかるんだろう?と心配になりますよね。
はっきり言って、ライフスタイルや生活の質によって違うとしか言えません。
ただ、退職前と変わらない生活を送った場合、特に節約を意識しなくても安く済んでしまうのではないかと思っています。
食費(自炊メインの場合)
独身や共働きなどで、自炊する人が退職した場合、以下の理由で、かなり安く済むと思います。
- スーパーのちらしで安売りを事前にチェックして買うことができる(働いていると安売りを狙って買うことが難しい)
- 必要な食材のみを自由な時間に買うことができる。(次にいつ買えるかわからないと余分な食材を買ってしまう)
- 食材を無駄にすることが少ない(働いていると外食や弁当に頼りがちで、買っていた食材を腐らせてしまうことも多い)
- 外食するときも安いランチを狙える
働いていると食材を無駄にすることも多く、面倒だから今日は外食って日も多くなるので、食費が結構かかりますよね。
僕の場合、退職後は月に3万円程度です。料理好きなので、かなり豪華です。
また、筋トレしてるので大量に肉を食べますが、この程度で済みます。肉を抑えると2万円くらいでもいけるのではないかと思います。
食に興味がなく健康も気にしない人は1万円も目指せると思います。(健康は気にしてくださいね)
リタイア後に自炊が増えたこともあり、今年の夏は手荒れに悩まされました。同じように手荒れで悩んでいる方は以下の記事を参考にしてください。手袋を変えると劇的に治るかもしれません。
食費(外食メインの場合)
外食メインの場合、退職の前後で違いはあまりないのではないかと思います。
自炊メインで書いた通り安いランチを狙えますが、社食や斡旋弁当も安いので、あまり違いはないのではないでしょうか。
僕は元から自炊してたので、外食メインの食費が分からないのですが、一般的に「材料費は売値の30%」から算出すると、3万円(自炊の食費)÷30%=10万円くらいでしょうか。(僕の自炊は夜は居酒屋レベルです)
10万円は少し高いですね。1日2千円としたら、月6万円くらいでしょうか。
退職したら自炊を始めましょう。時間はあるんですから。
食費(嗜好品)
会社勤めのときに結構かかっていたのが嗜好品でした。缶コーヒーやお茶などですね。人によってはお菓子も。
退職後はほぼ買いません。ストレスなしで必要性がなくなりました。
働いてたときはデスクにはペットボトルのお茶、休憩時に缶コーヒーって感じで、今考えるとバカにならない出費でした。当時は疑問にも思いませんでしたが、自販機ほんとに高い。。
また、リタイアには関係ありませんが、食に興味のある方は以下の記事で大阪と東京の食材の違いを紹介しています。
衣服
スーツを着なくて良くなりました。スーツ代結構かかるんですよね。年に1着は新調してたと思います。上着は無傷なんですが、パンツが駄目になりますね。新調頻度は低いですが革靴も。価格はピンキリなので省略。
そうそう、スーツ用のYシャツ、下着のシャツ、黒靴下も買う必要がなくなりました。
私服を着る時間が増えたとしても、部屋着の時間が増えただけなので、私服代にはほとんど影響しませんね。
洗濯
スーツ+私服から私服のみになったので、洗濯の回数が減りました。
退職前でも家に帰ると部屋着に着替えるし、チョロっと買い物に行くのに外着に着替えてとかしてたので、平日でも結構私服を着てたんですよね。
退職後は洗濯に関わる費用も少し減ったと思います。洗剤などは微々たるものですが、スーツのクリーニング代がゼロになりました。
Yシャツもクリーニングに出してる人は劇的に費用が下がると思います。
洗濯ネタですが、働いてると雨が心配で洗濯できる日が限られるんですよね。朝に天気が良くても天気予報で一時雨だったら洗濯できないんですよ。
雨に濡れた洗濯物をもう一度洗濯したり、洗濯物が溜まって浴室乾燥機を使ったりとか良くありました。
退職後は晴れてる時間帯だけ干しとけば良いので、非常に楽です。
特に変化がない生活費
以下のものは退職前後で特に変化がないのではないでしょうか。
- 通信費(自腹で会社連絡してる人は減ります。本来は会社に請求すべきですが)
- 水道光熱費(家にいる時間が増えますが、昼間の分が多いだけであまり影響ないと思います)
- 住居費(同じ場所の場合)
- 飲み代(退職前後で頻度が変わっていない場合)
住居費は、退職後は安いとこに引っ越せる自由度があるので、ライフスタイルを変更すれば安くできるってとこかな。
飲み代は人それぞれだと思います。
ストレスが減るし、会社の飲み会もなくなるので、飲み代は下がると思っていたんですが、僕の場合、人と接したいために飲む頻度が変わっていません。人によっては増えるかもしれませんね。
費用が増えるもの
うーん、特にない気がします。
旅行に行きまくりとかすれば増えるでしょうけど、きっちり計画すれば良いと思います。以前の記事にも書きましたが、1回当たりの費用は抑えやすいので、同じ費用で今までより回数が増えて満足するのではないでしょうか。
新しい趣味を始めれば、それなりに費用がかかりますが、これは退職するしないとは関係ないですからね。
会社員だと年末調整で納税できていましたが、年金生活や個人事業主だと確定申告する必要が出てきます。
確定申告についてはこちらの記事が参考になると思います。
- 白色申告と青色申告の違い -青色申告で節税、複式簿記には会計ソフト-
- 確定申告書の提出方法、必要な添付書類 -領収書不要、2020年申請から株式配当の支払通知書が不要になった-
- 【持続化給付金の月別事業収入に対応】白色申告の帳簿の作り方とつけ方 -エクセルテンプレートも-青色10万円控除の簡易簿記にも使用可能ー
その他
この記事を書いた後に気づいた節約を別の記事にしているので、興味のある方は参考にしてください。
公共料金や保険
退職後に見直したい費用として、電気やガス、通信費などの公共料金と生命保険などを紹介しています。
散髪
自分で散髪すれば当たり前ですが美容院代はかかりません。
コンタクトレンズ
毎日コンタクトをつけなくても良くなるので節約になります。
LED電球
東京都が2018年12月9日までLED電球の無償交換をしていた時期に、本当にLED電球で電気代が下がるのかを計算しました。
1年目から購入費用を上回る効果です。節約に超おすすめです。
ふるさと納税
最近CMでも多く流れているので有名ですが、同じ税金なら返礼品の貰えるふるさと納税がお得です。節税の一種ですね。
ふるさと納税は以下のページでも紹介しています。ギフト券が当たるキャンペーンなど盛りだくさんです!
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まとめ
結局、会社勤めをやめると生活費が下がると言える気がします。
自炊の場合の食費がそこそこお得になる。会社でのお茶やおやつが必要なくなる。スーツ関連費用がなくなる。上がる要素はない。ってとこでしょうか。
働いているときは気づきませんでしたが、会社に働きに出るだけで経費がかかってしまうんですね。
リタイア後の生活に興味のある方は以下の記事を参考にしてください。
退職関連の記事は以下のものがあります。
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