ブラック企業から抜け出すためには? -退職代行サービスだとスムーズ、各代行業者の特徴も比較-(8/14更新)

退職・転職

最近、いろいろなサービスがありますが、「退職代行サービス」ってのもあります。

普通に勤めている方だと「はぁ?自分で辞めろよ!」って思いますよね。

けど、ブラック企業に勤めて疲弊しているときって自分だけでは辞められないんです。

そんなときは、退職代行サービスに頼ってもいいと思います。一人で退職できない理由と、退職代行サービスの必要性や概要、各業者の特徴を紹介します。

退職する理由

勤めている会社を退職しようと決意する理由には以下のものがあります。

  • 給料が安いので高給の会社に転職したい
  • キャリアを拡げたい
  • 別のやりたい職種が見つかった
  • 家業を継ぐことになった
  • お金があるからリタイアしたい

上のような理由はポジティブまたは避けられない理由です。退職後の身の振り方を退職前に決めて、計画的に進めることができます。

給料が安いのはネガティブな理由ですが、給料の高い会社に転職するにはキャリアを十分に積んでいないとできないので、転職自体はポジティブな理由で活動できます。

一方、次のような理由の場合はどうでしょうか?

  • 休みがなく労働時間が長い
  • 残業代が出ない
  • イジメやパワハラを受けている
  • ノルマを達成しないと罰金がある

いわゆるブラック企業で勤めている状態です。

この場合、「給料を上げる」や「キャリアを拡げる」ようなポジティブな理由ではなく、「今の状態から抜け出したい」というネガティブな理由です。

ネガティブな理由だと「今の状態から抜け出すこと」が退職の目的になります。

退職後の仕事や生活に具体的な目標が無いので、退職までの行動や退職後の身の振り方を計画することができません。

会社を変えれば環境が激変するので、さっさと転職すればいいんですが、これがなかなか難しいと思います。

なぜ退職できないのか

ポジティブな理由だと計画的に転職することができます。退職はその中の一部の出来事です。

ネガティブな理由だと計画的に転職できません。

ブラック企業の行動

ネガティブな理由の場合、心身が疲弊しています。心身が疲弊するような会社は、いわゆるブラック企業でまともではありません。

ブラック企業は安い給料で労働を搾取することが目的です。

長時間の労働を課して心身を疲弊させ、叱責や罵倒を繰り返すことで、逆らえないように洗脳します。

ブラック企業は社員を死なない程度のギリギリの状態に追い込んで、いつまでも社員の労働を搾取しようとします。簡単に辞められると労働を搾取できないので、心身を疲弊させて辞めないようにします。

退職の理由で「労働時間が長い」や「残業代が出ない」、「イジメ、パワハラ」などは、法律違反です。法律違反をしている会社は絶対にまともではありません。

ブラック企業かどうかは「法律違反をしている」かどうかで判断してください。

心身が疲弊すると

つらい労働環境でも生活するために働かないといけません。

会社を辞めたいと思っても以下のようなことを言われると思います。

  • おまえは仕事ができない
  • ノルマを達成できないから給料から引く
  • ここを辞めても、仕事ができない奴はどこも雇ってくれない
  • 雇ってやるだけ感謝しろ

毎日こんなことを威圧的に言われたら、「自分は駄目なんだ。ここで頑張るしかないんだ。」と納得するしかありません。

少し、冷静になって考えてみてください。

もし、あなたが経営者なら、本当に仕事ができない人に働いて欲しいと思いますか?

僕なら仕事ができない奴はとっとと辞めて欲しいです。仕事ができる他の人を雇います。辞めさせないと言うことは会社にとって利益があるからです。労働を搾取したいから辞めさせないんです。

冷静に考えれば分かるんですが、心身が疲弊しているので気がつかないんです。

楽しく過ごす生活を目標に

心身が疲弊しているときはブラック企業を辞めることが難しいです。

辞めないように洗脳されているのもありますが、退職後の仕事や生活を思い描くことができないことが辞められない理由だと思います。

ブラック企業は利口なので、完全にウツ状態や廃人になるまでは追い込みません。そこまで行くと仕事自体ができなくなって労働を搾取できないからです。反抗せずに長時間・低賃金で働いてくれる状態にします。

仕事ができる分だけの思考力が残っているので、外部の周囲の人を観察してください。社内の人は参考になりません。

通勤途中や外食中に周囲の人を観察してください。楽しそうにしている人を観察しましょう。食事中のグループや飲み会帰りの人とかを見てください。

そんな人達を見れば、「同じように楽しみたいなぁ」とか「あの人達は楽しく仕事をしてるんだろうなぁ」と感じるんじゃないでしょうか。

そのような人達を観察しながら自分自身に置き換えて想像してください。

  • 職場の皆と和気あいあいと仕事をしている自分の姿
  • 会社帰りに同僚と楽しく飲んでいる自分の姿
  • 休日に友人と楽しく食事をする自分の姿

どうですか?そのような楽しく過ごしている自分になりたくないですか?

冷静に考えて、

今より安い給料の会社ってありますか?

まともに寝ることができないほど働かせる会社ってありますか?

今の会社より悪い条件の会社ってありますか?

今の会社を抜け出して「普通に歩いている人達と同じように楽しく過ごす生活を送ること」を目標にしましょう。

ブラック企業を辞めるには

一般的な会社であれば、転職先を見つけてから退職することをおすすめします。

転職活動には不利?

ブラック企業の場合、心身が疲弊しているので転職活動する気力が残っていません。転職活動する時間も休みもありません。

ブラック企業の場合、いきなり辞める選択しか残されていません。退職後に転職活動を始めるしかないと思います。

在職中に転職活動をしたほうが有利なのですが、ブラック企業が存在することは広く知れ渡っているので、面接で事情を説明すれば転職先も理解してくれると思います。違法な労働条件(時間)で退職後にしか転職活動ができなかったと説明すればいいと思います。

退職を伝えるときに気をつけること

いきなり辞める場合に気をつけることがあります。

転職先が決まっていれば「転職先が決まっている」と伝えれば、辞めやすいです。

ブラック企業の場合、この状態でも辞めさせないようにすると思いますが、実際に転職先が決まっていれば、こちら側も強気に退職を言い張れると思います。

転職先が決まっていない場合、引止められると断れない状況になるかもしれません。

  • 給料を上げてやる。
  • ここまで頑張ったんだから続けたほうがいい。
  • 今までの叱責は全ておまえのためだ。頑張れ。
  • 転職先を見つけてから、もう一度話をしよう。
  • 今は人がいないから難しい。人を探すから、3か月待ってくれ。
  • おまえの教育費をどうするんだ。働いて返せ。
  • 辞めるんだったら、次の人を入れてから辞めろ。それまでは認めない。

甘い言葉から恫喝、無理難題など、いろいろな引止めがあると思います。低賃金・長時間で働いてくれる労働力を手放したくないですからね。

法律上は2週間前に退職を申し出れば、有無を言わさず退職できます。

ただ、既に法律違反をしているブラック企業の場合、いまさら法律を守るつもりは一切ありません。退職の意向を示しても法律に従う気はありません。

暴行を受けるなどの状態でない限り、一度は自分で退職を伝えたほうがいいとは思いますが、無理な引止めにあったら別の手段が必要です。

最終手段は退職代行サービス

退職を認めてもらえれば問題ありませんが、無理な引止めにあった場合「少し考えます」と一度引くしかないかも知れません。

再度、退職の意向を示しても結局認められなければ、別の手段が必要です。

そこで「退職代行サービス」というものがあります。

退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、退職の交渉を代行してくれるサービスです。

ブラック企業でいつまで経っても退職を認めてくれない場合に便利なサービスです。

この記事の冒頭で「自分で辞めろよ!」って書いたように普通の会社なら自分で退職の意向を示せばいいんですが、ブラック企業には通用しません。

退職代行サービスは以下のような特徴があります。

  • 最も嫌な退職の意向を直接自分で会社側に伝える必要が無い
  • 会社との退職手続きも郵送で済ませることができる
  • 残業代の請求や有給消化の希望も代行業者が伝えてくれる
    • 弁護士を雇っている代行業者であれば交渉もできる(通常は要望を伝えるだけ)
  • 退職が成功しない場合、ほとんどの代行業者が全額返金してくれる

ブラック企業の場合、第三者が介入すれば法律を守るしかありません。自分一人だといろいろな手段で辞めさせないようにしますが、第三者が介入すれば通報される恐れがあるので素直に退職を認めてくれます。

退職代行サービス利用の流れ

退職代行サービスは以下の流れで利用できます。

  1. WEBサイトやメール、電話で代行業者に申し込み
  2. 代行業者と相談、打ち合わせ
  3. 代行業者が退職する会社に連絡
  4. 代行業者から結果報告、必要な手続き(書類など)の連絡
  5. 会社への返却物がある場合、会社へ郵送
  6. 離職票などが会社から届く

相談者が会社側と直接交渉することはありません。全て代行業者が行います。

相談者は必要な書類や返却物を会社へ郵送するだけです。

利用料金は?

利用料金は代行業者によって異なりますが、3万円~5万円くらいです。

弁護士事務所でも退職代行を行っている場合もあり、その場合7万円~10万円くらいです。

給与や残業代の未払いがある場合、代行業者だと要望を伝えるまでしかできません。法律的に未払い請求の交渉が必要な場合、弁護士事務所か弁護士を雇っている代行業者に依頼するほうがいいのですが、その分高額になります。

どのような代行業者があるの?

EXIT

退職代行 EXIT」は退職代行サービスを早い時期から始めていた代行業者です。メディアへの露出も多いので、目にした方もいるかもしれません。

少し料金が高めですが、実績が多いので安心できます。

  • 正社員:50,000円
  • パート・アルバイト:30,000円
→ 「退職代行 EXIT」の詳細を確認する
辞めるんです

退職代行 辞めるんです 」も各メディアに掲載されている退職代行業者です。

2018年実績が3,000件もあります。皆さん退職代行サービスを利用してるんですね。退職成功率は100%(2018年)なので、安心です。

100%返金保証を謳っており、退職できなかった場合は全額返金されます。

  • 雇用形態に関わらず一律30,000円
    • 通常50,000円が期間限定キャンペーンで安くなってます
→ 「退職代行 辞めるんです」の詳細を確認する
アルマジロ

退職代行アルマジロ」も100%返金保証を謳っている代行業者です。

料金は以下の通りで、パート・アルバイトの方だと、とてもやすく利用できます。

  • 正社員:29,800円
  • パート・アルバイト25,000円
→ 「退職代行アルマジロ」の詳細を確認する
汐留パートナーズ法律事務所

汐留パートナーズ法律事務所」が退職代行サービスを行っています。

こちらは法律事務所なので弁護士が対応します。

一部の民間業者が強引に退職を進めてしまい、退職後に損害賠償請求されるなど会社側とトラブルになるケースもあるようです。過去に退職でトラブルになった社員がいた場合など、会社側と揉めそうなときは法律事務所に頼むのが最善です。

賃金や残業代に未払いがある場合、弁護士でなければ正式に交渉することができません。弁護士が対応しない退職代行業者では要望を伝えるのみです。

こちらの法律事務所では弁護士が直接対応するので、法的にしっかりとサポートしてくれます。退職後のトラブルも対応してくれます。

  • 相談料:無料
  • 着手金:54,000円(税込)
    • 未払給料・残業代・退職金 等の請求に関してはオプション

弁護士対応なのに費用が意外と安いです。未払い金などの請求はオプションで別途費用がかかりますが、トラブルがなければ着手金のみです。

弁護士に頼むのが確実だと思います。

→ 「汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービス」の詳細を確認する
退職代行Jobs

新たに「退職代行Jobs」が退職代行サービスを始めました。

退職代行Jobsは女性の顧問弁護士が立ち上げた退職代行業者です。しっかり法律に従って代行業務を行うので、とても安心です。

先ほど紹介した「汐留パートナーズ法律事務所」は、弁護士自体が退職の交渉まで行ってくれますが、「退職代行Jobs」は、退職代行業務は専門のスタッフが行います。そのため代行費用が安いです。

  • 雇用形態に関わらず一律29,800円
    • 期間限定の特別価格です。通常料金は49,800円です。

専門のスタッフは弁護士ではありません。退職の意思や要望を伝えるまでしかできないのは一般的な退職代行サービスと同じですが、顧問弁護士が監督・指導を行っているので、安心です。

弁護士の介入が必要な場合は弁護士での対応も可能です(別途、費用が発生)。

一般的な退職の場合は格安で、弁護士の介入が必要なほどこじれた場合は弁護士に切り替えられるのは、いいところ取りですね。

→ 「退職代行Jobs」の詳細を確認する
SARABA

退職代行SARABA」は100%返金保証を謳っている代行業者です。退職できなかった場合は全額返金されます。

つい先日、退職代行SARABAが「退職代行SARABAユニオン」に生まれ変わりました。

労働組合となったため、団体交渉が法律上正式に認められました。

料金も以下のように安いです。もちろん交渉込みです。

  • 雇用形態に関わらず一律29,800円
→ 「退職代行SARABA」の詳細を確認する

こちらの記事で、もう少し詳細に紹介しています。

→ 退職代行サービスの種類と注意点【弁護士対応/労働組合・ユニオンでの団体交渉】

→ 労働組合の退職代行サービス?「退職代行SARABA」がユニオンになって交渉可能に!

まとめ

運悪くブラック企業に勤めてしまった場合、心身ともに疲弊してしまいます。

ブラック企業は社員を疲弊させて、低賃金で長時間労働を課して労働力を搾取します。この疲弊した状態だと、なかなか辞めることができず抜け出せません。

ブラック企業を退職するには「退職代行サービス」を利用せざるを得ないかもしれません。

元々法律を犯しているブラック企業が素直に退職に応じると思えないので、第三者の退職代行サービスに介入してもらうことで、嫌でも法律を守らせることができます。

最も実績数が多くて安心なのは「退職代行 EXIT」です。

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会社側とのトラブルを避けるには弁護士が対応してくれる「汐留パートナーズ法律事務所」がおすすめです。少し費用が高めですが、未払い請求も法的にしっかり交渉・サポートしてくれます。

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新規参入した「退職代行Jobs」だと期間限定費用が安いです。別途費用が発生しますが、万が一弁護士案件となった場合もスムーズに弁護士対応に切り替えられます。

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新しいタイプに生まれ変わった「退職代行SARABA」は、労働組合(ユニオン)です。団体交渉権が認められているので、弁護士と同等の交渉が行えるのに通常料金が安いです。一番、おすすめです。

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こちらの記事で詳細に紹介しています。

 

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退職代行の種類(タイプ)については、以下の記事で紹介しています。

 

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